2相ロック方式を用いたトランザクションの同時実行制御に関する記述のうち、適切なものはどれか。
2相ロックは全ロック獲得後にのみ解放を始める規則
選択肢
- ア全てのトランザクションが直列に制御され、デッドロックが発生することはない。
- イトランザクションのコミット順序は、トランザクション開始の時刻順となるように制御される。
- ウトランザクションは、自分が獲得したロックを全て解除した後にだけ、コミット操作を実行できる。
- エトランザクションは、必要な全てのロックを獲得した後にだけ、ロックを解除できる。
正解と解説
正解:エ トランザクションは、必要な全てのロックを獲得した後にだけ、ロックを解除できる。
2相ロック方式は、ロックを獲得していく成長相と解放していく縮退相に分け、いったん解放を始めたら新たなロックを獲得しない、という規則である。言い換えれば必要なロックをすべて獲得し終えてからでなければ解放できない。この規則により直列化可能なスケジュールが保証される。よってエが正しい。
選択肢ごとの解説
- ア2相ロックでも複数トランザクションが互いのロックを待ち合えばデッドロックは発生し得る。
- イコミットの順序は開始時刻とは無関係で、待ち合いの状況によって前後する。
- ウロックをすべて解除してからコミットするのではなく、実務では逆にコミット後まで保持する厳格な運用が一般的。
- エ正解。成長相と縮退相を分ける規則そのもので、全ロック獲得後にしか解放を始められない。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。