受信した電子メールにPKI(公開鍵基盤)を利用したディジタル署名が付与されている場合に判断できることだけを全て挙げたものはどれか。 a 電子メールの添付ファイルはウイルスに感染していない。 b 電子メールの内容は通信途中において,他の誰にも盗み見られていない。 c 電子メールの発信者は,なりすましされていない。 d 電子メールは通信途中で改ざんされていない。
ディジタル署名が示すのは本人性と改ざんの有無だけ
選択肢
- アa, b
- イa, c
- ウb, d
- エc, d
正解と解説
正解:エ c, d
ディジタル署名は、送信者の秘密鍵で作られ、受信者が公開鍵で検証する仕組みである。これにより、送信者が確かに本人であること(なりすましでないこと)と、内容が途中で改ざんされていないことを確認できる。一方、署名は本文を暗号化するものではないため盗聴を防ぐ効果はなく、添付ファイルの安全性を保証するものでもない。したがってcとdが正しい。
選択肢ごとの解説
- アaとbはいずれも署名では保証されない。ウイルスの有無も盗聴の防止も別の対策が必要である。
- イaを含む点が誤り。署名は添付ファイルが無害であることまでは保証しない。
- ウbを含む点が誤り。内容の秘匿には暗号化が必要で、署名だけでは盗聴を防げない。
- エ正解。署名によって確認できるのは、送信者が本人であることと内容が改ざんされていないことである。
同じ分野の他の問題
- デジタル署名やブロックチェーンで用いられるハッシュ関数には、SHA-256、SHA-512などがある。このようなハッシュ…2026年度 秋期 問91
- PKI(公開鍵基盤)の特徴として、適切なものはどれか。2026年度 秋期 問90
- Aさんは、Bさんから次の4種類のメッセージを受け取った。Aさんが、受け取ったメッセージを復号して読むことができるものだけ…2025年度 秋期 問89
- PKIにおいて、ある条件に当てはまるデジタル証明書の情報が公開されているリストとしてCRLがある。このリストに掲載される…2025年度 秋期 問87
- 出所が不明のプログラムファイルの使用を避けるために、その発行元を調べたい。このときに確認する情報として、適切なものはどれ…2024年度 秋期 問77
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。