送信者Aは、署名生成鍵Xを使って文書ファイルのデジタル署名を生成した。送信者Aから、文書ファイルとその文書ファイルのデジタル署名を受信者Bが受信したとき、受信者Bができることはどれか。ここで、受信者Bは署名生成鍵Xと対をなす、署名検証鍵Yを保有しており、受信者Bと第三者は署名生成鍵Xを知らないものとする。
署名検証で分かるのは改ざんの有無と署名者の真正性
選択肢
- ア文書ファイルが改ざんされた場合、デジタル署名、文書ファイル及び署名検証鍵Yの整合性を確認することによって、その改ざん部分を判別できる。
- イ文書ファイルが改ざんされていないこと、及びデジタル署名が署名生成鍵Xによって生成されたことを確認できる。
- ウ文書ファイルがマルウェアに感染していないことを認証局に問い合わせて確認できる。
- エ文書ファイルとデジタル署名のどちらかが改ざんされた場合、どちらが改ざんされたかを判別できる。
正解と解説
正解:イ 文書ファイルが改ざんされていないこと、及びデジタル署名が署名生成鍵Xによって生成されたことを確認できる。
デジタル署名の検証では、署名検証鍵Yで署名から得た値と、受信した文書から計算したハッシュ値を突き合わせる。両者が一致すれば、文書が改ざんされていないこと(完全性)と、その署名が対となる署名生成鍵Xを持つ者によって作られたこと(真正性)を同時に確認できる。
選択肢ごとの解説
- ア検証でわかるのは改ざんの有無だけで、どの部分が書き換えられたかまでは特定できない。
- イ正しい。改ざんされていないことと、署名生成鍵Xで署名されたことを確認できる。
- ウマルウェア感染の有無はマルウェア対策ソフトで調べるもので、認証局や署名検証の役割ではない。
- エ検証は不一致という結果しか返さないため、文書と署名のどちらが書き換えられたかは判別できない。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。