ICカードとPINを用いた利用者認証における適切な運用はどれか。
所持と記憶の二要素は経路を分けて渡すのが原則
選択肢
- アICカードによって個々の利用者が識別できるので、管理負荷を軽減するために全利用者に共通のPINを設定する。
- イICカード紛失時には、新たなICカードを発行し、PINを再設定した後で、紛失したICカードの失効処理を行う。
- ウPINには、ICカードの表面に刻印してある数字情報を組み合わせたものを設定する。
- エPINは、ICカードの配送には同封せず、別経路で利用者に知らせる。
正解と解説
正解:エ PINは、ICカードの配送には同封せず、別経路で利用者に知らせる。
ICカードとPINの組合せは「所持」と「記憶」による二要素認証であり、カード本体とPINが同時に第三者の手に渡らないよう分離して管理することが原則である。したがってカードを郵送する場合、PINを同封せず別経路で通知するのが適切な運用となる。カードとPINが一緒に盗まれれば二要素の意味が失われ、単なる一要素認証に成り下がる。
選択肢ごとの解説
- アPINを全員共通にすると本人しか知らない情報でなくなり、記憶による要素が機能しなくなる。
- イ失効処理は最優先で即座に行うべきで、再発行の後回しにすると不正利用の猶予を与えてしまう。
- ウカード表面から読み取れる情報をPINにすると、カードを拾った者がPINも推測できてしまう。
- エ正しい。カードとPINを別経路で渡すことで、片方の漏えいだけでは突破されない状態を保てる。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。