クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは?
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは、著作者が作品の再利用条件をあらかじめ表明するための標準ライセンス群。表示(BY)、非営利(NC)、改変禁止(ND)、継承(SA)の4条件の組合せで6種類が定義され、著作権を放棄せずに二次利用の許諾範囲を明示できる。教材やオープンデータの公開に広く使われる。
応用情報技術者試験の過去問では8回出題されています(2017年度〜2025年度)。
くりえいてぃぶこもんずらいせんす
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの意味
著作者が作品の再利用条件をあらかじめ表明するための標準ライセンス群。表示(BY)、非営利(NC)、改変禁止(ND)、継承(SA)の4条件の組合せで6種類が定義され、著作権を放棄せずに二次利用の許諾範囲を明示できる。教材やオープンデータの公開に広く使われる。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの具体例
政府統計や自治体のオープンデータはCC BY相当で公開されることが多く、出典を明示すれば商用利用も加工も可能。自社サービスにその図表を組み込む場合、出典表示を怠らなければ個別の許諾交渉は不要で、調達期間を大きく短縮できる。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスは試験でどう引っ掛けられる?
NDが付いた作品は改変ができないため、トリミングや翻訳を伴う利用ができない。またSA(継承)は改変物に同一ライセンスを課すため、社内独自ライセンスの成果物へ取り込めない。ライセンス表記の確認は「使ってよいか」ではなく「どの条件か」を見る。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスと関連する用語
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスが出た過去問
MPEG4などに存在するパテントプールの説明として,適切なものはどれか。
正解:複数の企業が自社の特許権をもち寄り,特許権を一括して管理する仕組み
要点:パテントプールは複数企業の特許を集約し一括許諾する仕組み。
パテントプールは、ある規格の実現に必要な特許を複数の企業が持ち寄り、一括して管理・ライセンスする仕組みである。利用者は個々の権利者と個別交渉せずに、まとめて実施許諾を得られるため、規格の普及が進みやすくなる。MPEG関連の標準規格などで採用されている。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問70(IPA)クリエイティブコモンズの説明はどれか。
正解:著作物の共有をより円滑に行うために,再利用の許諾条件を著作者があらかじめ明示する枠組みを策定して普及させようとする活動及びその運営主体である団体名
要点:クリエイティブ・コモンズは再利用条件を事前明示する枠組み。
クリエイティブ・コモンズは、著作者が「表示」「非営利」「改変禁止」などの条件をあらかじめ示すことで、許諾を個別に取らなくても再利用できるようにする枠組み(CCライセンス)を策定・普及させている団体およびその活動である。著作権を放棄するのではなく、利用条件を明示して共有を円滑にする点が特徴である。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問78(IPA)TLO(Technology Licensing Organization)の役割として、適切なものはどれか。
正解:大学の研究成果の特許化及び企業への技術移転の促進
要点:TLOは大学の研究成果を特許化して企業へ技術移転する橋渡し役
TLOは、大学等の研究成果を発掘して特許化し、その特許を企業へライセンスすることで産業界への技術移転を促進する機関です。得られた収益を研究者や大学へ還元し、次の研究へつなげる循環を生み出す役割を担います。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問70(IPA)MPEG-4などに存在するパテントプールの説明として、適切なものはどれか。
正解:複数の企業が自社の特許権をもち寄り、特許権を一括して管理する仕組み
要点:パテントプールは複数企業の特許を集めて一括管理する
パテントプールは、ある規格の実施に必要な特許を複数の企業がもち寄り、一括して管理・ライセンスする仕組みである。利用者は個々の権利者と交渉せずまとめて許諾を受けられるため、MPEG-4のように多数の特許が関わる標準規格の普及を後押しする。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問70(IPA)オープンソースライセンスのGNU GPL(GNU General Public License)の説明のうち,適切なものはどれか。
正解:GPLであるソースコードの派生物のライセンスは,無条件にGPLとなる。
要点:GPLはコピーレフトで派生物にも同じライセンスが及ぶ
GPLはコピーレフトを採用しており、GPLのソースコードを組み込んで作った派生物を配布する場合、その派生物全体にもGPLを適用しなければならない。一部だけを使った場合でも派生物であればGPLが及び、開発者が別のライセンスを選ぶことはできない。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。