パケットフィルタリングとは?
パケットフィルタリングとは、通信を小さく区切った単位(パケット)の送信元・宛先のIPアドレスとポート番号を見て、あらかじめ決めた規則に従って通す・通さないを判断する仕組み。ファイアウォールの最も基本的な動作原理として問われる。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2018年度〜2019年度)。
ぱけっとふぃるたりんぐ
パケットフィルタリングの意味
通信を小さく区切った単位(パケット)の送信元・宛先のIPアドレスとポート番号を見て、あらかじめ決めた規則に従って通す・通さないを判断する仕組み。ファイアウォールの最も基本的な動作原理として問われる。
パケットフィルタリングの具体例
社内から外部への通信は業務で使うWeb(443番)とメールだけ許可し、それ以外は既定で遮断する規則を設定する。新しいクラウド勤怠システムを導入する際は、情報システム担当に申請して必要な通信だけを許可規則に追加してもらう。
パケットフィルタリングは試験でどう引っ掛けられる?
判断材料はあくまで「誰から誰へ、どの入口へ」であって、中身の文面や添付ファイルは見ていない。許可した443番の通信に乗って侵入されることは普通に起こる。中身を検査するにはWAFやマルウェア対策など別の層が要る。
パケットフィルタリングと関連する用語
パケットフィルタリングが出た過去問
パケットフィルタリング型ファイアウォールのフィルタリングルールを用いて、本来必要なサービスに影響を及ぼすことなく防げるものはどれか。
正解:外部に公開しないサーバへのアクセス
要点:パケットフィルタはヘッダで判断、中身の攻撃は防げない
パケットフィルタリングはIPアドレスやポート番号などヘッダ情報で通過可否を決める仕組みである。外部に公開しないサーバ宛ての通信は、宛先アドレスやポートで機械的に遮断でき、必要なサービスに影響を与えずに防げる。一方、許可した通信の中身に潜む攻撃は、ヘッダだけでは判別できない。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問44(IPA)パケットフィルタリング型ファイアウォールが、通信パケットの通過を許可するかどうかを判断するときに用いるものはどれか。
正解:送信元と宛先のIPアドレスとポート番号
要点:パケットフィルタリングはIPアドレスとポート番号で通過可否を判断する
パケットフィルタリング型ファイアウォールは、IPヘッダとTCP/UDPヘッダの情報、すなわち送信元・宛先のIPアドレスとポート番号、プロトコル種別などをあらかじめ定めたルールと照合して通過の可否を決める。パケットのデータ部分(アプリケーション層の内容)までは解析しない。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問44(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。