TCPとUDPの違いとは?
TCPとUDPの違いとは、どちらもトランスポート層のプロトコル。TCPは通信相手との接続を確立し、パケットの到達確認・再送・順序制御を行う信頼性重視の方式。UDPは接続確立や再送を行わず、信頼性より速度・低遅延を優先する方式。
応用情報技術者試験の過去問では20回出題されています(2016年度〜2025年度)。
てぃーしーぴーとゆーでぃーぴーのちがい
TCPとUDPの違いの意味
どちらもトランスポート層のプロトコル。TCPは通信相手との接続を確立し、パケットの到達確認・再送・順序制御を行う信頼性重視の方式。UDPは接続確立や再送を行わず、信頼性より速度・低遅延を優先する方式。
TCPとUDPの違いの具体例
Webページの表示やファイル転送など、データの欠落が許されない通信にはTCPが使われる。リアルタイム性が重視される音声通話や動画配信には、多少のデータ欠落より遅延の少なさを優先してUDPが使われることが多い。
TCPとUDPの違いは試験でどう引っ掛けられる?
「信頼性が高い=常に優れている」わけではなく、再送処理の分だけ遅延が生じるため、用途によってはUDPが適することを見落としやすい。
TCPとUDPの違いと関連する用語
TCPとUDPの違いが出た過去問
TCP/IPネットワークにおけるARPの説明として、適切なものはどれか。
正解:IPアドレスからMACアドレスを得るプロトコルである。
要点:ARPはIPアドレスからMACアドレスを解決する
ARP(Address Resolution Protocol)は、同一のネットワーク内で通信相手のIPアドレスに対応するMACアドレスを問い合わせるプロトコルです。ブロードキャストで「このIPアドレスの持ち主は誰か」と尋ね、該当ホストが自分のMACアドレスを返します。得られた対応はARPテーブルに一定時間保持され、毎回の問合せを省きます。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問32(IPA)TCP, UDPのポート番号を識別し、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスとの対応関係を管理することによって、プライベートIPアドレスを使用するLA…
正解:NAPT
要点:NAPTはポート番号も変換して1つのIPを複数端末で共有する
NAPT(Network Address Port Translation、IPマスカレードとも呼ばれる)は、IPアドレスの変換に加えてTCPやUDPのポート番号も付け替えることで、内部の複数端末を1つのグローバルアドレスに対応付ける仕組みです。変換表にポート番号との組合せを記録するため、戻ってきたパケットを正しい内部端末へ振り分けられます。アドレスだけを1対1で変換するNATとの違いがここにあります。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問34(IPA)TCP/IPネットワークにおけるRARPの機能として、適切なものはどれか。
正解:MACアドレスからIPアドレスを求める。
要点:RARPはMACアドレスからIPアドレスを求める(ARPの逆)
RARP(Reverse Address Resolution Protocol)は、自分のMACアドレスを手掛かりにIPアドレスを問い合わせるプロトコルで、ARPと逆方向の解決を行う。ディスクを持たない端末が起動時に自分のIPアドレスを得る用途で使われた(現在はDHCPが主流)。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問34(IPA)TCP/IPネットワークで使用されるARPの説明として、適切なものはどれか。
正解:IPアドレスからMACアドレスを得るためのプロトコル
要点:ARPはIPアドレスからMACアドレスを求めるプロトコル
ARP(Address Resolution Protocol)は、通信相手のIPアドレスから、同一リンク上でのデータ送信に必要なMACアドレスを求めるプロトコルです。ブロードキャストで問い合わせ、該当ホストがユニキャストで応答します。逆方向の解決を行うのがRARPです。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問33(IPA)TCP/IPネットワークのフォワードプロキシに関する説明のうち、最も適切なものはどれか。
正解:Webブラウザの代理として、Webサーバに対するリクエストを送信する。
要点:フォワードプロキシはクライアント側の代理、リバースはサーバ側の代理
フォワードプロキシは、内部のWebブラウザに代わって外部のWebサーバへリクエストを送る中継サーバです。アクセス制御やキャッシュ、通信の集約に使われます。サーバ側に置いて代理応答するのはリバースプロキシで、役割が逆になります。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問35(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。