RAID1(ミラーリング)とは?
RAID1(ミラーリング)とは、同じ内容を2台のディスクへ同時に書き込む方式。片方が故障してももう一方だけで運転を続けられるので信頼性が高い。反面、利用できる容量は搭載容量の半分になり、書込み性能は向上しない(読込みは分担できるため速くなり得る)。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2019年度)。
れいどいち
RAID1(ミラーリング)の意味
同じ内容を2台のディスクへ同時に書き込む方式。片方が故障してももう一方だけで運転を続けられるので信頼性が高い。反面、利用できる容量は搭載容量の半分になり、書込み性能は向上しない(読込みは分担できるため速くなり得る)。
RAID1(ミラーリング)の具体例
500GBのディスク2台でRAID1を組むと使える容量は500GB。1台が壊れたら、新しいディスクに交換して残った側から内容を複製(リビルド)すれば元の冗長構成に戻る。
RAID1(ミラーリング)は試験でどう引っ掛けられる?
「容量は台数分」と勘違いしやすい。RAID1の利用可能容量は総容量の1/2で、利用効率はRAIDの中で最も悪い。また誤って削除したファイルはミラー先でも同時に消えるため、バックアップの代わりにはならない。
RAID1(ミラーリング)と関連する用語
RAID1(ミラーリング)が出た過去問
4Tバイトのデータを格納できるようにRAID1の外部記憶装置を構成するとき,フォーマット後の記憶容量が1Tバイトの磁気記憶装置は少なくとも何台必要か。
正解:8
要点:RAID1は実効容量が半分、必要台数は2倍になる
RAID1は同じ内容を2台へ二重書きするミラーリングなので、利用できる実効容量は搭載容量の半分になります。4Tバイトを使うには合計8Tバイト分のディスクが要り、1Tバイトの装置なら8台必要です。台数が多いのは容量効率と引き換えに耐障害性を得ているためです。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問11(IPA)RAIDの分類において、ミラーリングを用いることで信頼性を高め、障害発生時には冗長ディスクを用いてデータ復元を行う方式はどれか。
正解:RAID1
要点:RAID1=ミラーリング。複製で信頼性を確保し容量効率は50%
RAID1は同じ内容を2台以上のディスクへ同時に書き込むミラーリングの方式で、片方が故障してももう片方から読み出せるため信頼性が高い。ただし容量効率は50%にとどまる。RAID2〜4はいずれもデータを分割して複数台に分散させ、誤り訂正符号やパリティを別ディスクに持たせる方式であり、単純な複製とは仕組みが異なる。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。