スイッチングハブとは?
スイッチングハブは、LAN内で複数の機器同士を接続するためのネットワーク機器であり、受信したデータの宛先MACアドレスを見て、必要な相手先のポートだけにデータを転送する。単純に受信したデータを接続されている全ポートに送り出してしまう旧来のリピータハブと異なり、宛先を判別して転送するため、ネットワーク内の無駄な通信量を減らし、通信の衝突(コリジョン)を防いで効率的な通信を実現できる。現在の企業や家庭のLAN配線では、リピータハブに代わってスイッチングハブが標準的に使われている。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2011年度〜2018年度)。
スイッチングハブ
スイッチングハブの意味
スイッチングハブは、LAN内で複数の機器同士を接続するためのネットワーク機器であり、受信したデータの宛先MACアドレスを見て、必要な相手先のポートだけにデータを転送する。単純に受信したデータを接続されている全ポートに送り出してしまう旧来のリピータハブと異なり、宛先を判別して転送するため、ネットワーク内の無駄な通信量を減らし、通信の衝突(コリジョン)を防いで効率的な通信を実現できる。現在の企業や家庭のLAN配線では、リピータハブに代わってスイッチングハブが標準的に使われている。
スイッチングハブの具体例
オフィスの各パソコンをスイッチングハブに接続し、あるパソコンから別のパソコンへのデータ送信を、他のパソコンに無関係な通信として流さずに宛先だけへ届ける。
スイッチングハブは試験でどう引っ掛けられる?
リピータハブは全ポートに同じデータを送信するのに対し、スイッチングハブは宛先MACアドレスに基づいて必要なポートにのみ転送する点が対比してよく問われる。
スイッチングハブと関連する用語
スイッチングハブが出た過去問
室内で複数のコンピュータを接続するLANを構築したい。必要なものはどれか。
正解:ハブ
要点:室内で複数PCをつなぐLANの集線装置はハブ
室内で複数のコンピュータを有線でつなぐには、各機器からのケーブルを集約して相互に通信させる集線装置が必要で、これがハブ(またはスイッチングハブ)である。インターネット接続は外部との接続に関する話でLAN構築の必須要素ではなく、モデムやスプリッタは電話回線・ADSL回線を利用するための機器である。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問68(IPA)ネットワークを構成する機器であるルータの機能の説明として、適切なものはどれか。
正解:異なるネットワークを相互接続し、パケットの中継を行う。
要点:ルータは異なるネットワーク間をIPアドレスに基づき中継する
ルータは、異なるネットワーク同士を接続し、パケットの宛先IPアドレスを見て経路表に従い適切な方向へ中継する機器である。信号を増幅して延長するリピータ、同一ネットワーク内で転送先ポートを選ぶスイッチングハブ、媒体を変換するメディアコンバータとは役割が異なる。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問84(IPA)ルータの説明として、適切なものはどれか。
正解:LANやWANを相互接続する機器で、受信データのIPアドレスを解析して適切なネットワークに転送する。
要点:ルータはIPアドレスを見てネットワーク間を中継する
ルータは、受信したパケットのIPアドレス(ネットワーク層の情報)を見て、経路表に従って適切なネットワークへ転送する機器である。LAN同士やLANとWANの接続に用いられる。MACアドレスで転送先を決めるスイッチングハブや、全ポートへ流すリピータハブとは動作する階層が異なる。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問65(IPA)IPネットワークを構成する機器①〜④のうち,受信したパケットの宛先IPアドレスを見て送信先を決定するものだけを全て挙げたものはどれか。 ① L2スイッチ ② L…
正解:②, ④
要点:IPアドレスで転送するのはルータとL3スイッチ
宛先IPアドレスを見て転送先を決めるのはネットワーク層で動作する機器である。ルータは異なるネットワーク間の経路を選んで転送し、L3スイッチも同じくIPアドレスに基づく転送を行う。一方、L2スイッチはMACアドレスを見て転送するデータリンク層の機器、リピータは信号を増幅・中継するだけの物理層の機器である。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問72(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。