レスポンスタイムとは?
レスポンスタイムとは、利用者が処理を依頼してから、システムが最初の応答を返し始めるまでの時間。処理が完全に終わるまでの時間である「ターンアラウンドタイム」とは区別される。
ITパスポートの過去問では23回出題されています(2009年度〜2022年度)。
れすぽんすたいむ
レスポンスタイムの意味
利用者が処理を依頼してから、システムが最初の応答を返し始めるまでの時間。処理が完全に終わるまでの時間である「ターンアラウンドタイム」とは区別される。
レスポンスタイムの具体例
Webサイトで検索ボタンを押してから、画面に結果が表示され始めるまでの待ち時間がレスポンスタイム。バッチ処理でジョブ投入から結果出力まで全て終わる時間はターンアラウンドタイムと呼ばれる。
レスポンスタイムは試験でどう引っ掛けられる?
最初の応答が返り始めるまでがレスポンスタイム、依頼から結果がすべて出終わるまでがターンアラウンドタイム。単位時間あたりの処理量を表すスループットとも別の指標で、三つを取り違えやすい。
レスポンスタイムと関連する用語
レスポンスタイムが出た過去問
組込みシステムの特徴として、最も適切なものはどれか。
正解:組込みシステムは専用化されたハードウェアやソフトウェアから成る。
要点:組込みシステムは用途特化した専用のハード・ソフトで構成
組込みシステムは、家電や自動車などの機器に組み込まれ、その機器固有の機能を実現するために専用に設計されたハードウェアとソフトウェアで構成される。汎用のコンピュータと違い、用途が限定されるかわりに、限られた資源や応答時間の制約のもとで動作するよう最適化されている。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問28(IPA)SLAに含めることが適切な項目はどれか。
正解:サービス提供時間帯
要点:SLAは稼働率や提供時間帯など測定可能な品質水準の合意
SLA(サービスレベル合意書)は、提供者と利用者の間で、サービスの品質を客観的に測れる形で取り決めた文書である。稼働率、障害からの復旧目標時間、応答時間、そして何時から何時までサービスを提供するかといった項目が典型で、いずれも達成状況を測定・評価できることが要件となる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問35(IPA)コンピュータシステムが単位時間当たりに処理できるジョブやトランザクションなどの処理件数のことであり、コンピュータの処理能力を表すものはどれか。
正解:スループット
要点:スループットは単位時間あたりの処理件数で表す処理能力
スループットは、単位時間あたりに処理できる仕事量を表す指標で、システム全体の処理能力を示すときに用いる。これに対し、一つの要求を出してから結果が返るまでの時間はレスポンスタイムであり、量を測る指標と時間を測る指標という違いがある。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問61(IPA)ITサービスの提供者と顧客の間でサービスレベルに関して取り交わすSLAの目的はどれか。
正解:サービスの範囲と品質を明確にする。
要点:SLAはサービスの範囲と品質水準を事前に合意する文書
SLA(サービスレベル合意書)は、提供するサービスの範囲と、稼働率や応答時間、障害時の復旧目標といった品質水準、測定方法、未達時の対応をあらかじめ文書で合意しておくものである。これにより提供者と顧客の期待のずれを防ぎ、サービス品質を客観的に評価できるようにする。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問46(IPA)ソフトウェアの品質評価の基準である品質特性には、機能性、信頼性、使用性、効率性などがある。機能性に関するテストとして、適切なものはどれか。
正解:使用目的や要件に従って正しく動作することを検証する。
要点:機能性は要件どおり正しく動くかを見る品質特性
品質特性のうち機能性は、必要な機能が備わり、仕様どおりに正しく動作するかという側面を指す。応答時間は効率性、故障からの回復のしやすさは信頼性、操作の分かりやすさは使用性に対応するので、区別して覚えるとよい。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問38(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。