SLA(サービスレベル合意書)とは?
SLA(サービスレベル合意書)とは、サービス提供者と利用者との間で、提供するサービスの内容や品質水準(稼働率、応答時間など)についてあらかじめ合意し、文書化したもの。
ITパスポートの過去問では36回出題されています(2009年度〜2026年度)。
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SLA(サービスレベル合意書)の意味
サービス提供者と利用者との間で、提供するサービスの内容や品質水準(稼働率、応答時間など)についてあらかじめ合意し、文書化したもの。
SLA(サービスレベル合意書)の具体例
「システムの月間稼働率99.9%以上」「障害発生時の一次回答は30分以内」といった具体的な数値目標を、契約時にサービス提供者と利用者の間で取り決める。
SLA(サービスレベル合意書)は試験でどう引っ掛けられる?
提供者が一方的に示す目標ではなく、利用者と合意した文書である点が要点。社内の情報システム部門と利用部門の間で結ぶこともある。SLAは合意した中身、SLMはそれを運用・改善する活動と区別する(「AはAgreement、MはManagement」で切り分ける)。品質の目標値を定めるのがSLA、達成度を測って改善を回すのがSLM。
SLA(サービスレベル合意書)と関連する用語
SLA(サービスレベル合意書)が出た過去問
SLAに含めることが適切な項目はどれか。
正解:サービス提供時間帯
要点:SLAは稼働率や提供時間帯など測定可能な品質水準の合意
SLA(サービスレベル合意書)は、提供者と利用者の間で、サービスの品質を客観的に測れる形で取り決めた文書である。稼働率、障害からの復旧目標時間、応答時間、そして何時から何時までサービスを提供するかといった項目が典型で、いずれも達成状況を測定・評価できることが要件となる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問35(IPA)ITサービスの提供者と顧客の間でサービスレベルに関して取り交わすSLAの目的はどれか。
正解:サービスの範囲と品質を明確にする。
要点:SLAはサービスの範囲と品質水準を事前に合意する文書
SLA(サービスレベル合意書)は、提供するサービスの範囲と、稼働率や応答時間、障害時の復旧目標といった品質水準、測定方法、未達時の対応をあらかじめ文書で合意しておくものである。これにより提供者と顧客の期待のずれを防ぎ、サービス品質を客観的に評価できるようにする。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問46(IPA)ITガバナンスについて説明したものはどれか。
正解:企業が競争優位性を構築するために、IT戦略の策定・実行をガイドし、あるべき方向へ導く組織能力
要点:ITガバナンスはIT戦略をあるべき方向へ導く組織能力
ITガバナンスは、企業がITへの投資や利活用を経営目標に結び付け、IT戦略の策定から実行、評価までを統制して望ましい方向へ導く組織的な能力・仕組みを指す。個別のフレームワーク(ITIL)や文書(RFP、SLA)そのものではなく、それらを使ってITを統治する力である点が要点である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問52(IPA)SLAのサービスレベルの項目は,可用性,信頼性,性能などに分けられる。可用性に分類されるものはどれか。
正解:サービス時間
要点:可用性の指標はサービス時間や稼働率など「使える度合い」
SLAで用いる可用性の指標は、サービスをどれだけ使える状態に保つかを表すもので、サービス提供時間帯や稼働率、停止時間などが該当する。サービス時間はまさに「いつ使えるか」を約束する項目なので可用性に分類される。応答時間は性能、接続性は機能面、暗号化レベルはセキュリティに関する項目である。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問46(IPA)SLAとSLMに関する説明のうち、適切なものはどれか。
正解:SLAとはサービス提供者とサービス利用者との間で取り決めたサービスレベルの合意書であり、SLMとはITサービスの品質を維持し、向上させるための活動である。
要点:SLAはサービス水準の合意書、SLMはそれを維持・改善する管理活動
SLA(サービスレベル合意書)は、提供者と利用者が可用性や応答時間などのサービス水準をあらかじめ文書で合意したものである。SLM(サービスレベル管理)は、その合意に基づき実績を測定・報告し、レビューして改善するPDCAを回す継続的な活動を指す。SLAが約束、SLMが運用と改善という関係で覚える。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問39(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。