内部設計(詳細設計)とは?
内部設計(詳細設計)とは、外部設計の内容を、プログラムとして実現できるレベルまで詳細化する設計工程。モジュール分割やデータ構造、処理アルゴリズムなど「開発者視点」の設計を行う。
ITパスポートの過去問では24回出題されています(2009年度〜2020年度)。
ないぶせっけい
内部設計(詳細設計)の意味
外部設計の内容を、プログラムとして実現できるレベルまで詳細化する設計工程。モジュール分割やデータ構造、処理アルゴリズムなど「開発者視点」の設計を行う。
内部設計(詳細設計)の具体例
外部設計で決まった画面の裏側で、どのモジュールがどのデータベーステーブルにアクセスし、どのような処理順序で計算を行うかを設計する。
内部設計(詳細設計)は試験でどう引っ掛けられる?
外部設計は利用者向け、内部設計は開発者向けという視点の違いを取り違えやすい。
内部設計(詳細設計)と関連する用語
内部設計(詳細設計)が出た過去問
ソフトウェア詳細設計書に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:ソフトウェア詳細設計書に基づいてプログラミングが実施される。
要点:詳細設計書はコードに落とせる水準でプログラミングの拠り所
ソフトウェア詳細設計は、方式設計で決めた構造をさらに細かく分解し、個々のモジュールの処理手順やデータの扱いを、そのままコードに落とせる水準まで記述する工程である。したがって詳細設計書はプログラミングの直接の拠り所となり、あわせて単体テストの仕様もこの段階で検討される。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問33(IPA)ソフトウェア要件として明確に規定すべきものはどれか。
正解:データ定義
要点:ソフトウェア要件では機能とともにデータ定義を明確化する
ソフトウェア要件定義では、そのソフトウェアが備えるべき機能や、扱うデータの項目・意味・関連といったデータ定義を明確にする。抽象的な目標や、実装方法にあたる内部設計、開発環境の仕様は、それぞれ別の工程で扱う事柄である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問37(IPA)あるシステムの開発において、単体テスト、結合テスト、システムテスト、運用テストの順にテストを実施することにした。システムテストのテストケースの作成者として適切な…
正解:外部設計の担当者
要点:システムテストは外部設計と対応しその担当者が作成する
テストは設計工程と対応させて実施する。単体テストは内部設計・詳細設計、結合テストは方式設計、システムテストは外部設計(システムの外から見た振る舞いの設計)、運用テストは要件や実業務にそれぞれ対応する。したがってシステムテストのテストケースは、外部設計の担当者が作成するのが適切である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問50(IPA)システム開発の外部設計において行う作業はどれか。
正解:画面・帳票レイアウトの設計
要点:外部設計は画面・帳票など利用者から見える部分を設計する
外部設計は、利用者から見えるインタフェースを決める工程で、画面や帳票のレイアウト、入出力項目、コード体系などを設計する。性能要件の確定は要件定義、物理データ設計やプログラム設計は内部設計・プログラム設計といった後続の工程で行う作業である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問47(IPA)あるシステムの設計工程における設計書作成の予定所要工数、及び現在の各設計書の進捗率は表のとおりである。予定どおりの所要工数で完了まで進むものとして、すべての設計…
正解:53
要点:全体進捗率は工数で重み付けした加重平均で求める
全体の進捗率は、工数で重み付けした加重平均で求める。完了済み相当の工数は、外部設計書500×1.0=500、内部設計書700×0.5=350、プログラム設計書900×0.3=270で合計1,120時間。全体の予定工数は500+700+900=2,100時間なので、1,120÷2,100=約53%となる。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問48(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。