外部設計(概要設計)とは?
外部設計(概要設計)とは、要件定義で決まった内容をもとに、利用者から見える部分(画面・帳票・入出力インタフェースなど)の仕様を決める設計工程。「利用者視点」の設計であることが特徴。
ITパスポートの過去問では11回出題されています(2009年度〜2019年度)。
がいぶせっけい
外部設計(概要設計)の意味
要件定義で決まった内容をもとに、利用者から見える部分(画面・帳票・入出力インタフェースなど)の仕様を決める設計工程。「利用者視点」の設計であることが特徴。
外部設計(概要設計)の具体例
受発注システムの画面レイアウト、入力項目、帳票の出力フォーマットなどを決め、利用者が確認・承認できる形にまとめる。
外部設計(概要設計)は試験でどう引っ掛けられる?
「外部」は社外という意味ではなく、利用者から見える部分のこと。画面・帳票・インタフェースを決めるのが外部設計、内部の処理構造やデータ構造を決めるのが内部設計。何を作るかを決める要件定義とも工程が別。
外部設計(概要設計)と関連する用語
外部設計(概要設計)が出た過去問
あるシステムの開発において、単体テスト、結合テスト、システムテスト、運用テストの順にテストを実施することにした。システムテストのテストケースの作成者として適切な…
正解:外部設計の担当者
要点:システムテストは外部設計と対応しその担当者が作成する
テストは設計工程と対応させて実施する。単体テストは内部設計・詳細設計、結合テストは方式設計、システムテストは外部設計(システムの外から見た振る舞いの設計)、運用テストは要件や実業務にそれぞれ対応する。したがってシステムテストのテストケースは、外部設計の担当者が作成するのが適切である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問50(IPA)システム開発の外部設計において行う作業はどれか。
正解:画面・帳票レイアウトの設計
要点:外部設計は画面・帳票など利用者から見える部分を設計する
外部設計は、利用者から見えるインタフェースを決める工程で、画面や帳票のレイアウト、入出力項目、コード体系などを設計する。性能要件の確定は要件定義、物理データ設計やプログラム設計は内部設計・プログラム設計といった後続の工程で行う作業である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問47(IPA)あるシステムの設計工程における設計書作成の予定所要工数、及び現在の各設計書の進捗率は表のとおりである。予定どおりの所要工数で完了まで進むものとして、すべての設計…
正解:53
要点:全体進捗率は工数で重み付けした加重平均で求める
全体の進捗率は、工数で重み付けした加重平均で求める。完了済み相当の工数は、外部設計書500×1.0=500、内部設計書700×0.5=350、プログラム設計書900×0.3=270で合計1,120時間。全体の予定工数は500+700+900=2,100時間なので、1,120÷2,100=約53%となる。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問48(IPA)システム開発プロセスを要件定義、外部設計、内部設計、プログラミングに分け、テストの種類を運用テスト、結合テスト、システムテスト、単体テストに分けたとき、図のa〜…
正解:a:結合テスト b:システムテスト c:運用テスト
要点:V字モデルは設計工程と対になるテストが決まる
V字モデルでは、開発工程とテスト工程が対になる。プログラミングは単体テスト、内部設計は結合テスト、外部設計はシステムテスト、要件定義は運用テストと対応し、下から上へ順に検証範囲が広がる。したがってaは結合テスト、bはシステムテスト、cは運用テストになる。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問48(IPA)システム開発プロセスを、要件定義、外部設計、内部設計の順番で実施するとき、内部設計で行う作業として、適切なものはどれか。
正解:データベースに格納するレコードの長さや属性を決定する。
要点:外部設計は利用者から見える部分、内部設計は内部構造(レコード設計など)
外部設計は利用者から見える部分、内部設計はシステム内部の実現方法を決める工程である。データベースに格納するレコードの長さやデータ属性といった物理的なデータ構造の決定は内部設計に属する。画面や帳票のレイアウト、サブシステム分割、性能目標は外部設計や要件定義の段階で扱う。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問38(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。