分析手法(クラスタ分析・コンジョイント分析)とは?
分析手法(クラスタ分析・コンジョイント分析)とは、クラスタ分析は、多数の対象を類似性に基づいていくつかの群に自動的に分類する手法。コンジョイント分析は、複数の属性を組み合わせた案を提示して選好を答えてもらい、どの属性をどれだけ重視しているかを推定する手法。
ITパスポートの過去問では11回出題されています(2012年度〜2025年度)。
ぶんせきしゅほう
分析手法(クラスタ分析・コンジョイント分析)の意味
クラスタ分析は、多数の対象を類似性に基づいていくつかの群に自動的に分類する手法。コンジョイント分析は、複数の属性を組み合わせた案を提示して選好を答えてもらい、どの属性をどれだけ重視しているかを推定する手法。
分析手法(クラスタ分析・コンジョイント分析)の具体例
クラスタ分析で顧客をタイプ別に分け、コンジョイント分析で「価格と機能のどちらを重視するか」を数値化して製品仕様を決める。
分析手法(クラスタ分析・コンジョイント分析)は試験でどう引っ掛けられる?
クラスタ分析は分類の基準を与えずに、似たものどうしを自動でまとめる手法。あらかじめ決めた区分へ振り分ける判別分析とは向きが逆で、「既存の顧客区分に新規顧客を割り当てる」はクラスタ分析ではない。コンジョイント分析は属性の重要度(何をどれだけ重視するか)を推定する手法で、顧客をグループ分けする手法ではない。
分析手法(クラスタ分析・コンジョイント分析)と関連する用語
分析手法(クラスタ分析・コンジョイント分析)が出た過去問
経営判断や業務遂行などに活用するために、データベースに蓄積された顧客の購買履歴などのデータを分析して、有用な情報を抽出する手法はどれか。
正解:データマイニング
要点:蓄積データから隠れた規則性を掘り出す分析手法がデータマイニング
データマイニングは、大量に蓄積されたデータを統計手法や機械学習で分析し、人が気付きにくい相関やパターンといった有用な知見を掘り出す手法である。購買履歴から「一緒に買われやすい商品の組合せ」を見つけるバスケット分析などが典型例で、経営判断や販促に活用される。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問5(IPA)マーケティングミックスの説明として、適切なものはどれか。
正解:製品、流通、価格、販売促進の各要素を検討して戦略を立てる考え方
要点:マーケティングミックス=4P(製品・価格・流通・販売促進)の組合せ
マーケティングミックスは、標的市場に対して打つ施策を組み合わせる考え方で、売り手側の視点から製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、販売促進(Promotion)の4Pを設計する。他の選択肢はSWOT分析、3C分析、PPMという別の分析手法である。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問15(IPA)技術開発戦略の策定に当たって、分析を行うために用いる技術ポートフォリオの説明として、適切なものはどれか。
正解:技術水準や技術の成熟度を軸にしたマトリックスに、市場における自社の技術の位置づけを示したもの
要点:技術ポートフォリオは自社技術の位置をマトリックスで把握
技術ポートフォリオは、技術の水準や成熟度などを軸に取ったマトリックス上へ自社が持つ技術を位置づけ、どこへ資源を投じ、どこから撤退するかを判断するための分析手法である。事業のポジションを俯瞰する点が特徴。他の選択肢は投資回収の見通し、技術開発の時間軸の計画、技術の階層的な体系整理を表すもので、それぞれ別の道具にあたる。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問15(IPA)企業の業務と情報システムの現状を把握し、目標とするあるべき姿を設定して、全体最適を図りたい。このときに用いられる手法として、適切なものはどれか。
正解:EA (Enterprise Architecture)
要点:EAは現状と目標の姿を対比し全体最適を図る体系的手法
EAは、業務とシステムの現状(As-Is)を把握したうえで目指す姿(To-Be)を描き、その差を埋める移行計画を立てて全体最適を図る手法である。業務・データ・アプリケーション・技術といった複数の体系から組織全体を捉える点が特徴。DOAはデータ中心の設計手法、OOAはオブジェクト指向の分析手法、SOAはサービス単位でシステムを組み立てる考え方で、いずれも全体像の設計手法とは位置づけが異なる。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問27(IPA)SLAの合意内容を達成するために、サービス状況のモニタリングやレビューなどを通じてサービスレベルの維持や向上を図る活動を何というか。
正解:SLM
要点:SLMはSLAの水準を監視・レビューし維持向上させる活動
SLM(サービスレベルマネジメント)は、SLAで合意した水準を守るために、サービスの状況を継続的に監視・測定し、報告とレビューを通じて改善を重ねる一連の活動である。PDCAを回してサービス品質を維持・向上させる点が本質。CSRは企業の社会的責任、ERPは基幹業務の統合管理、SWOTは経営環境の分析手法で、いずれもサービス水準の管理とは別の領域を指す。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問41(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。