IPsecとは?
IPsecとは、IPパケットレベルで暗号化と認証を行い、安全な通信を実現するためのプロトコル群。ネットワーク層(IP層)で動作するため、上位のアプリケーションを意識することなく、あらゆる種類の通信をまとめて保護できる点が特徴である。拠点間を結ぶVPN(IPsec-VPN)を構築する際の代表的な技術として広く利用されており、通信内容を暗号化する機能に加え、通信相手が正当であることを確認する認証機能や、データが改ざんされていないことを確認する機能も備えている。
ITパスポートの過去問では1回出題されています。
アイピーセック
IPsecの意味
IPパケットレベルで暗号化と認証を行い、安全な通信を実現するためのプロトコル群。ネットワーク層(IP層)で動作するため、上位のアプリケーションを意識することなく、あらゆる種類の通信をまとめて保護できる点が特徴である。拠点間を結ぶVPN(IPsec-VPN)を構築する際の代表的な技術として広く利用されており、通信内容を暗号化する機能に加え、通信相手が正当であることを確認する認証機能や、データが改ざんされていないことを確認する機能も備えている。
IPsecの具体例
本社と支社のネットワークをインターネット経由で安全に接続する際、両拠点のルータ間でIPsecを用いたVPNトンネルを構築し、拠点間の通信を暗号化する。
IPsecは試験でどう引っ掛けられる?
IPsecはネットワーク層で動作するためアプリケーションを問わず幅広い通信を保護できる一方、SSL/TLSは主にアプリケーション層に近い層で個別の通信を保護する点で、動作する階層が異なることが問われやすい。
IPsecと関連する用語
IPsecが出た過去問
インターネットでは、通信プロトコルとして使用されてきたIPv4以外にもIPv6が使用され始めている。IPv6の説明のうち、適切なものはどれか。
正解:IPアドレスのビット長がIPv4の4倍あり、心配されていたIPアドレスの枯渇が回避できる。
要点:IPv6のアドレスは128ビットで枯渇問題に対応
IPv4のアドレスは32ビット、IPv6のアドレスは128ビットで、ビット長は4倍になる。表現できるアドレス数が桁違いに増えるため、IPv4アドレスの枯渇問題への対策となる。IPv6は暗号化・認証の機能(IPsec)を前提に設計されており、移行期にはIPv4との共存技術も用意されている。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問60(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。