リスク分析とは?
リスク分析とは、特定したリスクの性質を理解し、その大きさ(レベル)を決定するプロセス。一般に発生可能性(脅威の大きさ×脆弱性の大きさ)と影響度(結果の重大さ)の組合せで測る。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では3回出題されています(2017年度〜2022年度)。
りすくぶんせき
リスク分析の意味
特定したリスクの性質を理解し、その大きさ(レベル)を決定するプロセス。一般に発生可能性(脅威の大きさ×脆弱性の大きさ)と影響度(結果の重大さ)の組合せで測る。
リスク分析の具体例
「不正アクセスによる顧客情報漏えい」について、発生可能性を中、影響度を大と見積もり、リスクレベルを高と算定する。
リスク分析は試験でどう引っ掛けられる?
リスク評価と順序ごと区別する。特定→分析→評価→対応の流れのうち、分析はリスクの大きさを求める段階、評価はその大きさをリスク基準と比べて受容の可否を判断する段階にあたる。
リスク分析と関連する用語
リスク分析が出た過去問
PMBOKガイド 第5版によれば,定量的リスク分析で実施することはどれか。
正解:特定したリスクがプロジェクト目標全体に与える影響を数量的に分析する。
要点:定性的は優先順位付け、定量的は目標への影響を数値評価
定量的リスク分析は、定性的分析で絞り込んだリスクについて、発生確率と影響度を数値化してプロジェクト目標全体への影響を数量的に評価する工程である。期待金額価値分析やモンテカルロシミュレーションなどを用いる。優先順位付けは定性的リスク分析、洗い出しはリスク特定、対応策の立案はリスク対応計画である。
出典:平成29年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問19(IPA)PMBOKガイド第6版によれば、リスクの定量的分析で実施することはどれか。
正解:プロジェクトの個別の特定した個別リスクと、プロジェクト目標全体における他の不確実性要因が複合した影響を数量的に分析する。
要点:定量的リスク分析は複合影響を数値で評価する
定量的リスク分析は、特定した個別リスクとその他の不確実性要因が、プロジェクト目標全体に対して複合的にどの程度の影響を及ぼすかを数値で分析するプロセスである。モンテカルロシミュレーションや感度分析、デシジョンツリー分析などの技法を用い、目標達成確率や予備費の妥当性を評価する。
出典:令和3年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問19(IPA)JIS Q 31000:2019(リスクマネジメント-指針)におけるリスクアセスメントを構成するプロセスの組合せはどれか。
正解:リスク特定、リスク分析、リスク評価
要点:リスクアセスメント=特定・分析・評価の3プロセス
JIS Q 31000では、リスクアセスメントはリスク特定・リスク分析・リスク評価の3つのプロセスで構成される。リスク対応はアセスメントの結果を受けて実施する後続のプロセスであり、アセスメントには含まれない。
出典:令和4年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。