SCM・ERPとは?
SCM・ERPとは、SCMは調達から生産・物流・販売までのサプライチェーン全体を企業間の垣根を越えて一元管理・最適化する経営手法。ERPは会計・人事・生産・販売・在庫など基幹業務のデータを統合管理し、経営資源を全体最適の視点で活用する統合型情報システム。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題されています(2017年度〜2025年度)。
えすしーえむ・いーあーるぴー
SCM・ERPの意味
SCMは調達から生産・物流・販売までのサプライチェーン全体を企業間の垣根を越えて一元管理・最適化する経営手法。ERPは会計・人事・生産・販売・在庫など基幹業務のデータを統合管理し、経営資源を全体最適の視点で活用する統合型情報システム。
SCM・ERPの具体例
小売店の販売データを製造元と共有し需要に応じて生産・物流を調整するのがSCM、部門ごとにバラバラだった会計・在庫システムを統合するのがERP。
SCM・ERPは試験でどう引っ掛けられる?
範囲が違う。SCMは企業をまたいだ調達〜販売の流れの最適化、ERPは自社内の基幹業務データの統合。顧客との関係管理はCRM、営業活動の支援はSFAで、これらとの取り違えも定番。またERPは全体最適が目的なので、自社の既存業務に合わせて作り込むのではなく、パッケージの標準機能に業務を合わせるのが原則である。
SCM・ERPと関連する用語
SCM・ERPが出た過去問
CRMを説明したものはどれか。
正解:企業内の全ての顧客チャネルで情報を共有し、サービスのレベルを引き上げて顧客満足度を高め、顧客ロイヤリティの最大化に結び付ける考え方である。
要点:CRMは全顧客接点の情報共有で満足度とロイヤリティを高める
CRM(顧客関係管理)は、営業・コールセンタ・Webなど全ての顧客接点の情報を一元的に共有し、一貫した質の高い対応を行う考え方である。これにより顧客満足度を高め、長期的な関係と顧客ロイヤリティの最大化を目指す。ERPやSCM、リテールサポートとは対象が異なる。
出典:平成29年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問26(IPA)生産事業所のシステムを、生産計画などの計画層、各指示や工程管理・製造管理などの実行層、機械・機器の制御を行う制御層の三つの層に大きく分けたとき、MESが運用され…
正解:実行層
要点:MESは計画層と制御層の間の実行層を担う
MES(Manufacturing Execution System:製造実行システム)は、計画層のERPや生産計画と、制御層のPLC・機械制御との間に位置し、作業指示、工程・製造の進捗管理、実績収集、品質・トレーサビリティ管理などを担う。すなわち実行層で運用される。
出典:令和7年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問28(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。