ルーティングプロトコル(RIP・OSPF・BGP)とは?
ルーティングプロトコル(RIP・OSPF・BGP)とは、ルータ同士が経路情報を交換し、ルーティングテーブルを自動的に作成・更新するための通信規約。組織内で使うIGPにはRIP(経由するルータ数=ホップ数で選ぶ距離ベクトル型)とOSPF(回線速度をもとにコストで選ぶリンク状態型)がある。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています(2022年度〜2025年度)。
るーてぃんぐぷろとこる
ルーティングプロトコル(RIP・OSPF・BGP)の意味
ルータ同士が経路情報を交換し、ルーティングテーブルを自動的に作成・更新するための通信規約。組織内で使うIGPにはRIP(経由するルータ数=ホップ数で選ぶ距離ベクトル型)とOSPF(回線速度をもとにコストで選ぶリンク状態型)がある。
ルーティングプロトコル(RIP・OSPF・BGP)の具体例
RIPは最大ホップ数が15に制限され、16以上は到達不能とみなすため大規模網に向かない。OSPFは網全体の構成図を各ルータが持ち、コストの合計が最小になる経路を計算するため、大規模網でも収束が速い。
ルーティングプロトコル(RIP・OSPF・BGP)は試験でどう引っ掛けられる?
RIPは「ホップ数が最小」を選ぶため、遅い回線を1ホップで通る経路を、速い回線を2ホップで通る経路より優先してしまう。BGPは組織をまたぐEGPで、IGPであるRIP・OSPFとは役割が異なる点も混同しやすい。
ルーティングプロトコル(RIP・OSPF・BGP)と関連する用語
ルーティングプロトコル(RIP・OSPF・BGP)が出た過去問
クラスDのIPアドレスを使用するのはどの場合か。
正解:マルチキャストアドレスを割り振る。
要点:クラスDはマルチキャスト用に予約されたアドレス
IPv4のアドレスクラスのうち、先頭が1110で始まる224.0.0.0から239.255.255.255までがクラスDで、特定のグループに属する複数の受信者へ同時に配信するマルチキャストアドレスとして予約されている。個々のホストに割り当てる用途ではなく、ルーティングプロトコルの制御通信や映像配信などで用いられる。
出典:令和4年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問19(IPA)二つのルーティングプロトコルRIP-2とOSPFとを比較したとき,OSPFだけに当てはまる特徴はどれか。
正解:リンク状態のデータベースを使用している。
要点:OSPFはリンク状態DBから最短経路を計算するリンクステート型
OSPFはリンクステート型のルーティングプロトコルで、各ルータが自分の接続状況を広告し合い、エリア内で同一のリンク状態データベースを構築する。そのうえでダイクストラ法により最短経路を計算するため、収束が速く大規模網に向く。RIP-2は距離ベクトル型で、可変長サブネットマスクへの対応やマルチキャストによる更新は同様に備えるが、リンク状態データベースは持たない。
出典:令和7年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。