根本原因分析(RCA)とは?
根本原因分析(RCA)とは、インシデントの表面的な現象ではなく、その背後にある真の原因を体系的に突き止める分析活動の総称。なぜなぜ分析、特性要因図、フォールトツリー分析、カルパスなどの技法を用いる。
ITサービスマネージャ試験の過去問では1回出題されています。
こんぽんげんいんぶんせき
根本原因分析(RCA)の意味
インシデントの表面的な現象ではなく、その背後にある真の原因を体系的に突き止める分析活動の総称。なぜなぜ分析、特性要因図、フォールトツリー分析、カルパスなどの技法を用いる。
根本原因分析(RCA)の具体例
「バッチが失敗した」→「ディスクが満杯だった」→「ログの世代管理が設定されていなかった」→「構築時の標準手順に記載がなかった」と掘り下げ、標準手順の欠落という原因に到達する。
根本原因分析(RCA)は試験でどう引っ掛けられる?
RCAは問題管理の活動であって、インシデント管理の活動ではない。インシデント管理の目的はあくまで復旧の早さなので、原因追究のために復旧を遅らせるのは誤り(原因不明でも回避策で復旧させてよい)。「サービスデスクが受付時にRCAを実施する」という選択肢は誤り。
根本原因分析(RCA)と関連する用語
根本原因分析(RCA)が出た過去問
ITIL 2011 editionによれば、インシデントに対する一連の活動のうち、イベント管理プロセスが分担する活動はどれか。
正解:インシデントの発生を検知して、関連するプロセスに通知する。
要点:イベント管理は検知と通知が担当。復旧はインシデント、原因究明は問題管理
イベント管理は、構成アイテムやサービスの状態変化(イベント)を検知・記録し、意味づけして適切なプロセスへ引き渡すプロセスである。したがってインシデントに関わる活動のうち、発生の検知と関連プロセスへの通知がイベント管理の分担となる。復旧対策はインシデント管理、根本原因分析とエラーレコードの記録は問題管理の役割である。
出典:令和3年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問4(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。