閾値・アラートとは?
閾値・アラートとは、資源使用率や応答時間があらかじめ定めた水準を超えたときに通知する仕組み。上限に達してからでは手遅れになるため、余裕を持った水準に設定する。
ITサービスマネージャ試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2022年度)。
しきいち・あらーと
閾値・アラートの意味
資源使用率や応答時間があらかじめ定めた水準を超えたときに通知する仕組み。上限に達してからでは手遅れになるため、余裕を持った水準に設定する。
閾値・アラートの具体例
ディスク使用率80%で警告、90%で重大警告を出し、増設のリードタイムを確保する。
閾値・アラートは試験でどう引っ掛けられる?
オンラインシステムの容量・能力の監視では、日中のピーク時間帯を含む代表的な時間帯のデータで評価する必要がある。1日平均や夜間を含めた平均値で判断すると、ピーク時の不足を見落とす。
閾値・アラートと関連する用語
閾値・アラートが出た過去問
ITILにおいて、インシデントに対する一連の活動のうち、イベント管理プロセスが分担する活動はどれか。
正解:インシデントの発生を検出して、関連するプロセスに通知する。
要点:イベント管理は状態変化の検知と関連プロセスへの通知を担う
イベント管理は、構成品目やITサービスの状態変化(イベント)を検知・記録し、意味を判別して適切なプロセスへ通知することを役割とするプロセスである。監視ツールがしきい値超過や障害を検出してインシデント管理へ引き渡す、といった活動がこれに当たる。復旧作業そのものや原因究明はイベント管理の担当ではない。
出典:平成28年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問2(IPA)MLC(Multi-Level Cell)フラッシュメモリの特徴として、適切なものはどれか。
正解:一つのメモリセルに2ビット以上のデータを記憶する。
要点:MLCは1セルに2ビット以上を記憶するフラッシュメモリ
MLCフラッシュメモリは、1個のメモリセルに複数段階のしきい値電圧を設けて2ビット以上を記憶する方式である。1セル1ビットのSLCに比べて同じ面積で大容量・低コストにできる一方、書換え可能回数や読み書き速度の面では劣る。電荷をセルのフローティングゲートに保持する不揮発性メモリである。
出典:平成29年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問19(IPA)サービスマネジメントの容量・能力管理における、オンラインシステムの容量・能力の利用の監視についての注意事項のうち、適切なものはどれか。
正解:応答時間やCPU使用率などの複数の測定項目を定常的に監視する。
要点:容量・能力は複数の指標を、実負荷のかかる時間帯に定常監視する
容量・能力の利用の監視では、応答時間、スループット、CPU使用率、メモリやディスクの使用率など複数の測定項目を、通常運用の中で定常的に監視する必要がある。単一の指標では原因の切分けができず、また実際の負荷がかかるオンライン時間帯こそ測定すべき対象である。監視しきい値はSLAの目標値そのものではなく、目標に達する前に手を打てる水準に設定する。
出典:令和4年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問11(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。