仮想サーバの冗長化設計における可用性評価に関する記述のうち、クラスタソフトウェアを用いた評価として、適切なものはどれか。
クラスタはOS・アプリ障害も検知し待機系へ自動切替する
選択肢
- アOS、アプリケーション及びハードウェアの障害に対応し、障害時に障害が発生していないサーバに自動的に処理を引き継ぐので、切替え時間の短い安定した運用が求められる場合に有効である。
- イ仮想サーバを停止させずに物理サーバ間で仮想サーバを移動することが可能となるので、メンテナンスなど業務移行の際も含めて業務の停止が全く許容できない場合に有効である。
- ウ物理サーバに備わっている機能を利用するので、ハードウェアの障害にだけ対応し、障害時に業務停止が許容される場合に有効である。
- エ物理サーバのリソース(CPU、メモリなど)をブロック単位に物理的に分割し、あるブロックの障害が他のブロックに影響しないようにするので、障害時に業務の停止が許容できない場合に有効である。
正解と解説
正解:ア OS、アプリケーション及びハードウェアの障害に対応し、障害時に障害が発生していないサーバに自動的に処理を引き継ぐので、切替え時間の短い安定した運用が求められる場合に有効である。
クラスタソフトウェアは複数のサーバを1つのまとまりとして扱い、稼働中のサーバに障害が起きると待機系へ処理を自動的に引き継ぎます。OSやアプリケーションの異常も監視対象にできるため、ハードウェア障害しか検知できない方式より対応範囲が広くなります。切替えには短時間の中断が伴うものの、その時間を短く抑えられるのが利点です。
選択肢ごとの解説
- ア正解。OS・アプリ・ハードウェアの障害を検知して自動的に処理を引き継ぎます。
- イ無停止で仮想サーバを移す説明はライブマイグレーションの機能です。
- ウハードウェア障害だけに対応する説明は物理サーバ側の冗長化機能に当たります。
- エ資源を物理的に区切る説明は物理パーティショニングの機能です。
同じ分野の他の問題
- コンピュータシステムの信頼性に関する記述のうち、適切なものはどれか。2025年度 秋期 午前 問13
- 図のように3個の装置を並列と直列に組み合わせて構成したシステムがある。装置単体の稼働率と,システムの稼働率の関係を示した…2025年度 春期 午前 問13
- 二つのシステムA,Bの稼働率をそれぞれαA(0<αA<1),αB(0<αB<1),MTBFをそれぞれMTBFA,MTBF…2025年度 春期 午前 問12
- 稼働率が等しい装置Xを直列や並列に組み合わせたとき、システム全体の稼働率を高い順に並べたものはどれか。ここで、装置Xの稼…2024年度 秋期 午前 問14
- Webアプリケーションサーバの信頼性に関する記述のうち、適切なものはどれか。2024年度 秋期 午前 問12
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。