プロセッサ数と、計算処理におけるプロセスの並列化が可能な部分の割合とが、性能向上へ及ぼす影響に関する記述のうち、アムダールの法則に基づいたものはどれか。
アムダールの法則は逐次部分が速度向上の上限を決める
選択肢
- ア全ての計算処理が並列化できる場合、速度向上比は、プロセッサ数を増やしてもある水準に漸近的に近づく。
- イ並列化できない計算処理がある場合、速度向上比は、プロセッサ数に比例して増加する。
- ウ並列化できない計算処理がある場合、速度向上比は、プロセッサ数を増やしてもある水準に漸近的に近づく。
- エ並列化できる計算処理の割合が増えると、速度向上比は、プロセッサ数に反比例して減少する。
正解と解説
正解:ウ 並列化できない計算処理がある場合、速度向上比は、プロセッサ数を増やしてもある水準に漸近的に近づく。
アムダールの法則は、処理全体のうち並列化できない部分が残る限り、プロセッサ数をいくら増やしても速度向上比はその逐次部分が決める上限に頭打ちになる、という関係を示す。例えば逐次部分が全体の1割あれば、理論上の速度向上は10倍までしか伸びない。プロセッサ数を増やす投資の効果を見積もる際の基本となる法則である。
選択肢ごとの解説
- ア全てが並列化できるならプロセッサ数に比例して伸び、頭打ちにはならない。前提が誤り。
- イ逐次部分があると比例して伸びることはない。頭打ちになるのが法則の要点。
- ウ正解。並列化できない処理が残ると、速度向上比は一定の上限に漸近する。
- エ並列化できる割合が増えれば速度向上比は上がる。反比例して減るという記述が誤り。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。