ソフトウェア信頼度成長モデルの一つであって、テスト工程においてバグが収束したと判定する根拠の一つとして使用するゴンペルツ曲線はどれか。いずれのグラフも横軸がテスト項目消化数、縦軸が累積誤り検出数である。
ゴンペルツ曲線はS字型で、上端の横ばいがバグ収束の判定根拠

選択肢
- ア下に凸で、テスト項目消化数の増加とともに累積誤り検出数が急激に増加していく指数関数的な曲線
- イテスト項目消化数の増加に対して累積誤り検出数が一定の傾きで増加する直線
- ウ最初は緩やかに増加し、その後急激に増加し、最後は横ばいに収束するS字型(シグモイド)の曲線
- エ上に凸で、最初に急激に増加した後、テスト項目消化数の増加とともに徐々に横ばいに近づいていく対数的な曲線
正解と解説
正解:ウ 最初は緩やかに増加し、その後急激に増加し、最後は横ばいに収束するS字型(シグモイド)の曲線
ゴンペルツ曲線はソフトウェア信頼度成長モデルの代表例で、累積誤り検出数がS字型(シグモイド)に伸びる曲線である。テスト初期は環境整備などで検出が緩やかに立ち上がり、中盤で急増し、終盤はバグが出尽くして横ばいに収束する。この上端の平坦化を見てバグが収束したと判断するため、S字型を示すウが正解。
選択肢ごとの解説
- ア指数関数的に増え続ける形は収束を示さず、信頼度成長モデルの形状ではない。
- イ一定の傾きの直線は検出ペースが変わらないことを意味し、収束の判定に使えない。
- ウ正解。緩やかな立ち上がり、急増、そして横ばいへの収束というS字がゴンペルツ曲線の特徴である。
- エ初期から急増して漸近する形はロジスティック曲線の後半部分に似るが、S字の立ち上がりを欠きゴンペルツ曲線ではない。
同じ分野の他の問題
- エラー埋込み法を用いて残存エラー数を推定する。当初の埋込みエラーは48個である。テスト期間中に発見されたエラーの内訳は、…2025年度 秋期 午前 問48
- あるシステム開発プロジェクトのシステムテストにおけるテスト密度及び欠陥密度の値は,図に示した領域①~領域④のうち,領域④…2025年度 春期 午前 問54
- ソフトウェアの保守性を定量評価するときに使用する指標として,適切なものはどれか。2025年度 春期 午前 問47
- ソフトウェアの使用性を評価する指標の目標設定の例として、適切なものはどれか。2024年度 秋期 午前 問48
- JIS X 25010:2013(システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)-システム及びソフトウェ…2019年度 秋期 午前 問47
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。