システム監査基準(平成30年)における、システム監査の品質に関する記述として、最も適切なものはどれか。
監査自体にも品質管理が要り、依頼者ニーズ充足を含め体制整備する
選択肢
- ア外部の専門事業者に監査業務の実施を委託し、独立性の観点から、監査の品質管理体制の確認を含めて全てを任せる。
- イ監査業務の品質を維持し、向上させるために、組織体内部による点検・評価を行う必要はなく、組織体外部の独立した主体による点検・評価を実施する。
- ウ監査に対する監査依頼者のニーズを満たしているかどうかを含め、監査品質を確保するための体制を整備する。
- エシステム監査基準は監査業務を実施するためのテンプレートを規定しており、それを利用することによって監査業務の品質を確保する。
正解と解説
正解:ウ 監査に対する監査依頼者のニーズを満たしているかどうかを含め、監査品質を確保するための体制を整備する。
システム監査基準は、監査業務そのものにも品質管理が必要だとしている。監査人は、監査が依頼者のニーズや監査の目的に応えているか、手続が基準に沿っているかを点検・評価する体制をあらかじめ整備しなければならない。外部委託した場合でも品質管理の責任まで丸投げはできず、また基準は手順の枠組みを示すもので雛形の提供ではない。
選択肢ごとの解説
- ア外部委託しても品質管理体制の確認責任まで委託先に全て任せることはできない。
- イ品質の点検・評価は内部による自己点検と外部による評価を組み合わせるもので、内部点検が不要とはいえない。
- ウ正しい。依頼者のニーズ充足を含め、監査品質を確保する体制を整備することが求められる。
- エシステム監査基準は監査のあるべき枠組みを示すものであり、業務用テンプレート集ではない。
同じ分野の他の問題
- システム監査基準(令和5年)において、システム監査を行う組織にとって、システム監査の品質を維持し、監査業務の改善を通じて…2025年度 秋期 午前II 問5
- “システム監査基準”で定めているシステム監査業務の品質管理の主な目的はどれか。2016年度 春期 午前II 問1
- 技術者倫理の遵守を妨げる要因の一つとして、集団思考というものがある。集団思考の説明として、適切なものはどれか。2025年度 秋期 午前II 問15
- 組織におけるリスク管理と内部統制を行うためには複数のグループによる役割の分担が効果的だとする考えに基づいた、“3線モデル…2025年度 秋期 午前II 問8
- システム監査基準(令和5年)において、保証を目的とした監査、助言を目的とした監査の双方に当てはまる記述はどれか。2025年度 秋期 午前II 問7
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。