組織におけるリスク管理と内部統制を行うためには複数のグループによる役割の分担が効果的だとする考えに基づいた、“3線モデル”(三つのラインモデル)がある。第1、第2、第3のラインの組合せとして、適切なものはどれか。
3線モデルは現業が第1、リスク管理が第2、内部監査が第3ライン

| 第1ライン | 第2ライン | 第3ライン | |
|---|---|---|---|
| ア | 営業部門 | リスク管理部門 | 内部監査部門 |
| イ | 外部監査人 | 内部監査部門 | 取締役会 |
| ウ | 内部監査部門 | 取締役会 | 外部監査人 |
| エ | リスク管理部門 | 内部監査部門 | 取締役会 |
選択肢
- ア第1ライン:営業部門、第2ライン:リスク管理部門、第3ライン:内部監査部門
- イ第1ライン:外部監査人、第2ライン:内部監査部門、第3ライン:取締役会
- ウ第1ライン:内部監査部門、第2ライン:取締役会、第3ライン:外部監査人
- エ第1ライン:リスク管理部門、第2ライン:内部監査部門、第3ライン:取締役会
正解と解説
正解:ア 第1ライン:営業部門、第2ライン:リスク管理部門、第3ライン:内部監査部門
3線モデルは、リスク管理と内部統制の役割を三層に分けて考える枠組みである。第1ラインは製品・サービスを顧客に提供する現業部門で、自らの業務に伴うリスクを日々管理する。第2ラインはリスク管理やコンプライアンスなど、現業を支援・監視して専門的な観点から統制の枠組みを整備する部門。第3ラインは内部監査部門で、第1・第2ラインから独立して有効性を評価し、統治機関へ報告する。取締役会や外部監査人はラインを構成する当事者ではなく、モデルの外側から監督・保証を担う位置づけである。
選択肢ごとの解説
- ア正しい。現業である営業部門が第1、リスク管理部門が第2、独立した内部監査部門が第3ラインに当たる。
- イ外部監査人は組織外部から保証を提供する立場で、3線のいずれのラインにも属さない。
- ウ内部監査部門は第1ラインではなく、独立した評価を担う第3ラインである。
- エリスク管理部門は第2ラインであり第1ラインではない。取締役会もラインではなく統治機関の位置づけである。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。