部、課、係の階層関係から成る組織のデータモデルとして、モデルA〜Cの三つの案が提出された。これらに対する解釈として、適切なものはどれか。組織階層における組織の位置を組織レベルと呼ぶ。組織間の相対関係は、親子として記述している。ここで、モデルの表記にはUMLを用い、{階層}は組織の親と子の関連が循環しないことを指定する制約記述である。

対応表で親子を表す再帰モデルは循環禁止の制約が別途必要

データベーススペシャリスト試験2016年度 春期 午前II4/データモデリング / 設計方針

3つのUMLクラス図。モデルA:「部」(部コード)―1(親)対*(子)―「課」(課コード)―1(親)対*(子)―「係」(係コード)の階層構造。モデルB:「組織」(組織コード、組織レベル)が自己関連を持ち、親側多重度0..1、子側多重度*、制約{階層}が付与されている。モデルC:「組織」(組織コード、組織レベル)と「組織構造」(親組織コード、子組織コード)が、組織側1(親)対*(組織構造)、組織側1(子)対*(組織構造)で二重に関連している。
3つのUMLクラス図。モデルA:「部」(部コード)―1(親)対*(子)―「課」(課コード)―1(親)対*(子)―「係」(係コード)の階層構造。モデルB:「組織」(組織コード、組織レベル)が自己関連を持ち、親側多重度0..1、子側多重度*、制約{階層}が付与されている。モデルC:「組織」(組織コード、組織レベル)と「組織構造」(親組織コード、子組織コード)が、組織側1(親)対*(組織構造)、組織側1(子)対*(組織構造)で二重に関連している。

選択肢

正解と解説

正解: モデルCでは、組織の親子関係が循環しないように制約を課す必要がある。

モデルCは組織と組織構造(親子の対応表)で親子関係を表す多対多型のモデルで、{階層}のような循環禁止の制約が図に書かれていない。この形では親をたどると循環する組み合わせも表現できてしまうため、循環しないことを別途制約として課す必要がある。

選択肢ごとの解説

出典:平成28年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問4(IPA)

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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。