クライアントサーバシステムにおけるストアドプロシージャに関する記述のうち、適切でないものはどれか。
ストアドの性能効果は往復削減、細分化は逆効果
選択肢
- ア機密性が高いデータに対する処理を特定のプロシージャ呼出しに限定することによって、セキュリティを向上させることができる。
- イシステム全体に共通な処理をプロシージャとして格納しておくことによって、処理の標準化を行うことができる。
- ウデータベースへのアクセスを細かい単位でプロシージャ化することによって、処理性能(スループット)を向上させることができる。
- エ複数のSQL文から成る手続を1回のプロシージャ呼出しで実行することによって、クライアントとサーバの間の通信回数を減らすことができる。
正解と解説
正解:ウ データベースへのアクセスを細かい単位でプロシージャ化することによって、処理性能(スループット)を向上させることができる。
設問は不適切なものを選ぶ形式である。ストアドプロシージャの性能上の利点は、複数のSQL文をサーバ側でまとめて実行し、クライアントとの往復回数を減らせる点にある。逆にアクセスを細かい単位に分けてプロシージャ化すると呼出し回数そのものが増え、通信回数もオーバヘッドも増えてスループットは落ちる。したがって性能向上の理由付けとしては成り立たない。
選択肢ごとの解説
- ア適切。データへの操作をプロシージャ経由に限定すれば、表への直接アクセス権を与えずに済みセキュリティが高まる。
- イ適切。共通処理をサーバ側に一元化することで、処理方式の標準化と保守性向上につながる。
- ウこれが不適切。細かい単位に分けるほど呼出し回数が増え、通信オーバヘッドでかえって性能は下がる。
- エ適切。まとまった手続を1回の呼出しで実行できるため、往復回数の削減という本来の利点にあたる。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。