セマフォに関する記述のうち、適切なものはどれか。
V操作は資源を解放し待ちプロセスを1つ実行可能にする
選択肢
- アV操作は、待ち状態のプロセスがあれば、そのプロセスを一つ実行可能状態へ移す。
- イあるセマフォに対してP操作を行うためには、それに先立ってV操作が実行されていなければならない。
- ウ同一のセマフォに対して、V操作を連続して実行することはできない。
- エ一つのプログラム内では、同時に使用できるセマフォの数は一つだけである。
正解と解説
正解:ア V操作は、待ち状態のプロセスがあれば、そのプロセスを一つ実行可能状態へ移す。
セマフォは資源の利用可能数を表すカウンタで、P操作(獲得)でカウンタを減らし、0以下なら要求したプロセスを待ち行列に入れる。V操作(解放)ではカウンタを増やし、待ち行列にプロセスがあればその1つを実行可能状態へ移す。P操作とV操作は対で使うが、実行順序や個数に「先にV操作が必要」といった制約はない。
選択肢ごとの解説
- ア正解。V操作は資源を解放し、待ち状態のプロセスを1つ起こす。
- イ初期値が正のセマフォではP操作から始められ、先行するV操作は不要。
- ウV操作を連続して行うことは可能で、その分カウンタが増える。
- エセマフォは資源ごとに複数用意でき、1つに限られるという制約はない。
同じ分野の他の問題
- 優先度に基づくプリエンプティブスケジューリングのリアルタイムOSを使用した組込みシステムにおいて、入力装置及び出力装置に…2025年度 秋期 午前II 問6
- 優先度に基づくプリエンプティブスケジューリングのリアルタイムOSを使用した組込みシステムにおいて、入力装置及び出力装置に…2023年度 秋期 午前II 問6
- セマフォの基本操作であるP操作、V操作に関する記述のうち、適切なものはどれか。ここで、セマフォ変数は事象の数を表すものと…2019年度 春期 午前II 問8
- RTOSを用いたシステムにおいて、優先度逆転の原因となるものはどれか。2019年度 春期 午前II 問7
- 優先度に基づくプリエンプティブなスケジューリングを行うリアルタイムOSにおいて、タスクの優先度逆転が発生する可能性がある…2018年度 春期 午前II 問10
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。