ディジタル署名における署名鍵の使い方と、ディジタル署名を行う目的のうち、適切なものはどれか。
ディジタル署名は送信者の秘密鍵で作り、本人確認と改ざん検知に使う
選択肢
- ア受信者が署名鍵を使って、暗号文を元のメッセージに戻すことができるようにする。
- イ送信者が固定文字列を付加したメッセージを署名鍵を使って暗号化することによって、受信者がメッセージの改ざん部位を特定できるようにする。
- ウ送信者が署名鍵を使って署名を作成し、その署名をメッセージに付加することによって、受信者が送信者を確認できるようにする。
- エ送信者が署名鍵を使ってメッセージを暗号化することによって、メッセージの内容を関係者以外に分からないようにする。
正解と解説
正解:ウ 送信者が署名鍵を使って署名を作成し、その署名をメッセージに付加することによって、受信者が送信者を確認できるようにする。
ディジタル署名では、送信者が自分だけが持つ秘密鍵(署名鍵)でメッセージのハッシュ値を暗号化して署名を作り、メッセージに添えて送る。受信者は公開されている検証鍵で署名を確かめることで、送信者が本人であること(認証)と内容が改ざんされていないこと(完全性)を確認できる。内容を第三者に隠す守秘は署名の目的ではない。
選択肢ごとの解説
- ア署名鍵は署名の作成に使うものであり、受信者が復号に使うわけではない。
- イ署名で分かるのは改ざんの有無であって、改ざんされた箇所の特定はできない。
- ウ送信者が署名鍵で署名を作り受信者が送信者を確認するという、署名の目的どおりの記述。
- エ内容を秘匿するのは暗号化の目的であり、ディジタル署名の目的ではない。
同じ分野の他の問題
- 暗号の危殆化に該当するものはどれか。2025年度 公開問題 科目A 問9
- メッセージ認証符号の利用目的に該当するものはどれか。2019年度 春期 午前 問38
- ファイルの提供者は、ファイルの作成者が作成したファイルAを受け取り、ファイルAと、ファイルAにSHA-256を適用して算…2019年度 秋期 午前 問40
- メッセージにRSA方式のディジタル署名を付与して2者間で送受信する。そのときのディジタル署名の検証鍵と使用方法はどれか。2019年度 秋期 午前 問38
- 楕円曲線暗号の特徴はどれか。2019年度 春期 午前 問39
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。