情報システム部が開発して経理部が運用している会計システムの運用状況を、経営者からの指示で監査することになった。この場合におけるシステム監査人についての記述のうち、最も適切なものはどれか。
監査人は監査対象部門から独立している必要がある
選択肢
- ア会計システムは企業会計に関する各種基準に準拠すべきなので、システム監査人を公認会計士とする。
- イ会計システムは機密性の高い情報を扱うので、システム監査人は経理部長直属とする。
- ウシステム監査を効率的に行うために、システム監査人は情報システム部長直属とする。
- エ独立性を担保するために、システム監査人は情報システム部にも経理部にも所属しない者とする。
正解と解説
正解:エ 独立性を担保するために、システム監査人は情報システム部にも経理部にも所属しない者とする。
システム監査人には、監査対象から独立していることが求められる。会計システムは情報システム部が開発し経理部が運用しているので、どちらかに所属する者が監査すると自分の業務を自分で評価することになり、客観性が保てない。したがって、いずれの部門にも属さない者を監査人とするのが適切である。資格の有無より独立性の確保が本質である。
選択肢ごとの解説
- ア公認会計士であることは要件ではなく、独立性の確保が本質。
- イ経理部は監査対象の運用部門であり、その配下では独立性が損なわれる。
- ウ情報システム部は監査対象の開発部門であり、独立性が保てない。
- エ正解。監査対象のいずれの部門にも属さない者とすることで独立性を担保する。
同じ分野の他の問題
- 内部監査部門が,情報システム部門に対するシステム監査を経営者から指示されたとき,システム監査人の行為として,適切なものは…2026年度 公開問題 科目A 問15
- 経営者が社内のシステム監査人の外観上の独立性を担保するために講じる措置として、最も適切なものはどれか。2019年度 春期 午前 問59
- アクセス制御を監査するシステム監査人の行為のうち、適切なものはどれか。2019年度 秋期 午前 問60
- システム監査実施体制のうち、システム監査人の独立性の観点から最も避けるべきものはどれか。2018年度 春期 午前 問59
- システム監査人の行為のうち、適切なものはどれか。2018年度 春期 午前 問58
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。