システム開発を外部に委託する場合に行う管理方法として、適切なものはどれか。
請負先の従業員へ直接指示を出すと偽装請負になる
選択肢
- ア委託形態にかかわらず、開発作業の管理責任やリスクはすべて発注元が負うので、発注元が委託先の従業員に直接指示を出す。
- イ一括請負であっても、開発プロジェクトのほかの一部を発注元が分担している場合は、発注元が委託先の従業員に直接指示を出す。
- ウ一括請負の場合は、成果物を納入するまでの過程については、すべて委託先の責任とリスクで作業を実施するので、発注元が委託先の従業員に直接指示は出さない。
- エ人材派遣を受け入れた場合は、派遣者が担当する開発作業のリスクは、派遣元の会社が負うので、発注元が派遣者に直接指示は出さない。
正解と解説
正解:ウ 一括請負の場合は、成果物を納入するまでの過程については、すべて委託先の責任とリスクで作業を実施するので、発注元が委託先の従業員に直接指示は出さない。
請負契約では、受託側が仕事の完成に責任を負い、自社の従業員への指揮命令も受託側が行う。発注元が委託先の従業員へ直接指示を出すと、契約の実態が労働者派遣とみなされ(いわゆる偽装請負)、法令上の問題となる。発注元は成果物や進捗の確認を通じて管理するのが正しい。
選択肢ごとの解説
- ア請負では管理責任は受託側にあり、直接指示も認められない。
- イ一部を分担していても、請負部分の従業員へ直接指示を出すことはできない。
- ウ請負では過程の責任は委託先にあり直接指示を出さないという、適切な管理方法。
- エ派遣では受入れ側が指揮命令を行うため、記述が逆になっている。
同じ分野の他の問題
- システム開発におけるRFPの説明として、適切なものはどれか。2026年度 秋期 問20
- 新しいITソリューションの活用の是非を判断するために、そのITソリューションの提供者に、活用事例や技術情報などの提供を依…2025年度 秋期 問13
- 新システムの導入を予定している企業や官公庁などが作成するRFPの説明として、最も適切なものはどれか。2023年度 秋期 問32
- ある業務システムの再構築に関して,複数のベンダにその新システムの実現イメージの提出を求めるRFIを予定している。その際,…2022年度 秋期 問8
- 情報システムの調達の際に作成される文書に関して、次の記述中のa, bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 調達する情報シ…2020年度 10月試験 問1
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。