2台の処理装置が直列に接続されているシステムがある。両方の処理装置が正常に動作しないとシステムは稼働しない。両方の処理装置の故障の発生は独立しており、稼働率が等しい場合の、処理装置の稼働率とシステムの稼働率の関係を表すグラフの形はどれか。ここで、破線は処理装置の稼働率とシステムの稼働率が等しい場合を表す。
直列システムの稼働率は各稼働率の積で必ず下がる

選択肢
- ア上に凸のカーブ(原点(0,0)から(1,1)まで、破線y=xより常に上側を通る)
- イ下に凸のカーブ(原点(0,0)から(1,1)まで、破線y=xより常に下側を通る)
- ウS字状のカーブ(x=0.5付近で破線と交差し、それより左では下側、右では上側を通る)
- エ逆S字状のカーブ(x=0.5付近で破線と交差し、それより左では上側、右では下側を通る)
正解と解説
正解:イ 下に凸のカーブ(原点(0,0)から(1,1)まで、破線y=xより常に下側を通る)
直列構成では両方が動いていないと稼働しないため、システムの稼働率は個々の稼働率の積になる。稼働率は1以下の値なので、掛け合わせた結果はもとの値より小さくなり、グラフは常に対角線より下側を通る。装置の稼働率が0と1のときだけ対角線と一致する。
選択肢ごとの解説
- ア並列構成のように稼働率が向上する形であり、直列には当てはまらない。
- イ積を取ることで常に対角線より下を通る形になり、直列構成の特徴に合う。
- ウ対角線と交差する形は、稼働率の積という関係を表していない。
- エ波打つ形は稼働率の積の関係に対応しない。
同じ分野の他の問題
- 稼働率0.9の装置で並列システムを構成したい。このシステムの稼働率を0.999とするためには、最低何台の装置で並列システ…2025年度 秋期 問94
- 障害に備えるために、4台のHDDを使い、1台分の容量をパリティ情報の記録に使用するRAID5を構成する。1台のHDDの容…2024年度 秋期 問69
- 図に示す2台のWebサーバと1台のデータベースサーバから成るWebシステムがある。Webサーバの稼働率はともに0.8とし…2024年度 秋期 問67
- フールプルーフの考え方を適用した例として、適切なものはどれか。2023年度 秋期 問93
- 容量が500GバイトのHDDを2台使用して、RAID0、RAID1を構成したとき、実際に利用可能な記憶容量の組合せとして…2023年度 秋期 問63
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。