昨年1月1日に本番稼働を開始したソフトウェアの保守作業の件数を1月から12月まで月別に集計したところ,図のようなグラフになった。このグラフにおける要因Aに該当する保守作業のうち,最も適切なものはどれか。
稼働直後に集中し減衰する保守件数は初期不良を示す

選択肢
- ア昨年6月に実施したハードウェアのバージョンアップ作業
- イソフトウェアの改善要望に対応する作業
- ウソフトウェアの初期不良に対応する作業
- エ毎年4月に実施するデータ追加作業に関する作業
正解と解説
正解:ウ ソフトウェアの初期不良に対応する作業
グラフでは要因Aによる保守が稼働直後の1月に集中し、月を追って急速に減っていき、後半にはほとんど現れない。稼働開始直後に多発し、修正が進むにつれて収束していくというこの形は、初期不良(初期故障期のバグ)の典型的な発生パターンである。改善要望は稼働後に随時発生し、特定月の作業は毎年その月に山ができるため、この形にはならない。
選択肢ごとの解説
- ア6月の作業が原因なら6月以降に件数の山ができるはずで、序盤に集中する形と合わない。
- イ改善要望は利用が進むにつれて出てくるもので、稼働直後に集中して減り続ける形にはなりにくい。
- ウ正解。稼働直後に集中し、修正が進むにつれ収束していく形は初期不良への対応と考えるのが自然である。
- エ毎年4月の定例作業であれば4月付近に山ができるはずで、1月に集中する形と一致しない。
同じ分野の他の問題
- クライアントPCへのソフトウェアの導入作業が契約に含まれるシステム開発プロジェクトがある。導入作業の行動に関する記述のう…2026年度 秋期 問36
- 開発が完了したソフトウェアを本番環境にインストールする手順を明確にし、それを実施する工程として、適切なものはどれか。2025年度 秋期 問46
- ソフトウェア導入作業に関する記述a〜dのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 新規開発の場合、導入計画書の…2023年度 秋期 問43
- ソフトウェア保守に関する記述のうち,適切なものはどれか。2022年度 秋期 問47
- A社で新規にシステムを開発するプロジェクトにおいて、システムの開発をシステム要件定義、設計、プログラミング、結合テスト、…2021年度 秋期 問43
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。