企業が、他の企業の経営資源を活用する手法として、企業買収や企業提携がある。企業買収と比較したときの企業提携の一般的なデメリットだけを全て挙げたものはどれか。 a 相手企業の組織や業務プロセスの改革が必要となる。 b 経営資源の活用に関する相手企業の意思決定への関与が限定的である。 c 必要な投資が大きく、財務状況への影響が発生する。
提携は負担が軽い代わりに相手の意思決定に関与しにくい
選択肢
- アa
- イa, b, c
- ウa, c
- エb
正解と解説
正解:エ b
買収は相手企業の支配権そのものを取得するため、経営資源を自社の意思で自由に使える反面、多額の資金が必要で、統合後には相手の組織や業務プロセスの作り替えも避けられない。提携は資本関係を伴わない、あるいは限定的な結び付きにとどまるので、投資負担や統合の手間は小さい。その代わり相手企業の意思決定に踏み込めず、資源をどう使うかを自社だけでは決められない点が弱みになる。したがって提携特有のデメリットはbだけである。
選択肢ごとの解説
- ア組織や業務プロセスの改革は買収側の負担であり、提携特有の欠点ではない。
- イaとcはいずれも買収側に当てはまる内容を含む。
- ウaもcも買収のデメリットであり、提携の欠点としては誤り。
- エ相手の意思決定への関与が限定的である点だけが提携固有の弱みで、これが正解。
同じ分野の他の問題
- ニッチ戦略の事例として、最も適切なものはどれか。2026年度 秋期 問32
- 投資の優先度などの経営の戦略を策定するために、経済価値、希少性、模倣困難性及び組織の四つの要素で評価することによって、自…2025年度 秋期 問4
- ベンチャーキャピタルに関する記述として、最も適切なものはどれか。2024年度 秋期 問5
- 未来のある時点に目標を設定し、そこを起点に現在を振り返り、目標実現のために現在すべきことを考える方法を表す用語として、最…2024年度 秋期 問3
- 自社が保有していない技術やノウハウを,他社から短期間で補完するための手段として,適切なものはどれか。2022年度 秋期 問26
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。