労働者派遣は、通常の派遣と、将来の雇用を想定した紹介予定派遣の二つに分けられる。前者の労働者派遣の契約に当たり、派遣先が派遣元に要求する派遣労働者の受入条件として、適切なものはどれか。
派遣先による事前面接・履歴書要求など特定行為は禁止
選択肢
- ア候補者が備えるべきスキルの指定
- イ候補者の年齢及び性別の指定
- ウ候補者の派遣先による事前面接
- エ候補者の履歴書の派遣先への事前提出
正解と解説
正解:ア 候補者が備えるべきスキルの指定
労働者派遣では、派遣先が派遣労働者を特定する行為は禁じられている。事前面接や履歴書の事前提出、年齢・性別の指定はこの特定目的の行為に当たるため認められない(紹介予定派遣は例外的に一部が可能)。一方、業務に必要な技能や資格といった条件を示すことは、労働者の特定ではなく業務遂行に必要な要件の提示なので差し支えない。
選択肢ごとの解説
- ア正解。業務に必要なスキルや資格の提示は、特定行為に当たらず認められる。
- イ年齢や性別の指定は特定行為であり、また雇用における差別にもつながるため認められない。
- ウ事前面接は派遣労働者を特定する行為に当たり、通常の派遣では認められない。
- エ履歴書の事前提出も特定行為に該当し、通常の派遣では認められない。
同じ分野の他の問題
- 労働者派遣における派遣労働者の雇用関係に関する記述のうち、適切なものはどれか。2024年度 秋期 問32
- 労働者派遣に関する記述a〜cのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 派遣契約の種類によらず、派遣労働者の選…2021年度 秋期 問12
- 労働者派遣法に基づき、A社がY氏をB社へ派遣することとなった。このときに成立する関係として、適切なものはどれか。2019年度 秋期 問1
- フレックスタイム制の運用に関する説明a〜cのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a コアタイムの時間帯は、勤…2018年度 秋期 問4
- B社はA社の業務を請け負っている。この業務に関するB社の行為のうち、労働者派遣法に照らして、違法行為となるものだけを全て…2017年度 秋期 問31
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。