ホーソン効果の、システム開発プロジェクトにおける例として、適切なものはどれか。
ホーソン効果は注目されること自体が能率を高める現象
選択肢
- ア開発サイクルごとの成果物のレビューで、ある開発チームの成果物がプロダクトオーナーに注目されたことによって、その開発チームの士気が上がり、その後の生産性が向上した。
- イ開発チーム別の進捗報告会で、遅れを報告したチームは優秀なチームだったので、遅れは挽回可能であるという報告を信用したが、次の進捗報告で遅れが拡大した。
- ウ結合テストで3件の誤りが検出され、そのうちの2件の誤りが同一のモジュールに起因していたので、残りの1件もそのモジュールに起因していると思い込んで調査したが、そのモジュールから誤りは検出できなかった。
- エ全ての利用者が満足するUIを開発するという達成困難な目標を開発チームに対して設定したので、開発チームの士気が下がり、その後の生産性が低下した。
正解と解説
正解:ア 開発サイクルごとの成果物のレビューで、ある開発チームの成果物がプロダクトオーナーに注目されたことによって、その開発チームの士気が上がり、その後の生産性が向上した。
ホーソン効果とは、他者から関心を向けられ観察されているという意識そのものが行動に影響し、作業能率が高まる現象をいう。プロダクトオーナーに注目されたことで士気が上がり生産性が向上した事例がこれに当たる。作業条件そのものの改善ではなく、注目されているという認識が効いている点が要点である。
選択肢ごとの解説
- ア正しい。注目されたことが動機付けとなって生産性が上がった例。
- イ評価者への信頼から判断が甘くなる例であり、ホーソン効果ではない。
- ウ先入観による誤った推論の例で、心理的バイアスの別の類型。
- エ達成困難な目標による士気低下の例であり、ホーソン効果とは逆の現象。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。