システム障害発生時には、データベースの整合性を保ち、かつ、最新のデータベース状態に復旧する必要がある。このために、DBMSがトランザクションのコミット処理を完了とするタイミングとして、適切なものはどれか。
コミットはログファイルへの書込み完了で確定する
選択肢
- アアプリケーションの更新命令完了時点
- イチェックポイント処理完了時点
- ウログバッファへのコミット情報書込み完了時点
- エログファイルへのコミット情報書込み完了時点
正解と解説
正解:エ ログファイルへのコミット情報書込み完了時点
障害が起きても復旧できるようにするには、コミットの事実が不揮発な媒体に残っている必要がある。DBMSはログ先行書出しの原則に従い、コミット情報をログファイルへ書き終えた時点でトランザクションを完了とする。メモリ上のログバッファに書いただけでは電源断で失われるため、完了とみなすことはできない。
選択肢ごとの解説
- ア更新命令が終わっただけではログが確定しておらず、復旧を保証できない。
- イチェックポイントはバッファの書出し契機であり、コミットの完了時点ではない。
- ウログバッファは揮発性のメモリ上にあり、障害時に失われる。
- エ正しい。不揮発なログファイルへ書き終えた時点でコミット完了とする。
同じ分野の他の問題
- トランザクションの隔離性水準を高めたとき,不整合なデータを読み込むトランザクション数と,単位時間に処理できるトランザクシ…2025年度 春期 午前II 問24
- DBMS において、デッドロックを検出するために使われるデータ構造はどれか。2024年度 春期 午前II 問24
- DBMSがトランザクションのコミット処理を完了するタイミングはどれか。2023年度 春期 午前II 問24
- t1~t10の時刻でスケジュールされたトランザクションT1~T4がある。時刻t10でT1がcommitを発行する直前の、…2022年度 春期 午前II 問24
- コードの値からデータの対象物が連想できるコード体系はどれか。2025年度 春期 午前II 問23
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。