故障の予防を目的とした解析手法であるFMEAの説明はどれか。
FMEAは部品の故障モードから影響度を評価するボトムアップ手法
選択肢
- ア個々のシステム構成要素に起こり得る潜在的な故障モードを特定し、それらの影響度を評価する。
- イ故障を、発生した工程や箇所などで分類し、改善すべき工程や箇所を特定する。
- ウ発生した故障について、故障の原因に関係するデータ、事象などを収集し、"なぜ"を繰り返して原因を掘り下げ、根本的な原因を追究する。
- エ発生した故障について、その引き金となる原因を列挙し、それらの関係を木構造で表現する。
正解と解説
正解:ア 個々のシステム構成要素に起こり得る潜在的な故障モードを特定し、それらの影響度を評価する。
FMEA(故障モード影響解析)は、構成要素ごとに起こり得る故障モードを洗い出し、それが上位システムに与える影響の大きさや発生頻度・検知難易度を評価して対策の優先度を決めるボトムアップ型の手法である。上位の事象から原因を木構造で展開するFTAとは向きが逆である点を押さえたい。
選択肢ごとの解説
- ア正しい。構成要素の潜在的故障モードを特定し影響度を評価するのがFMEAである。
- イ工程や箇所で分類して重点を絞るのは、パレート分析など品質管理の一般手法に当たる。
- ウ「なぜ」を繰り返して根本原因を掘り下げるのはなぜなぜ分析である。
- エ原因を木構造で展開するのはFTA(故障の木解析)で、FMEAとは解析の方向が逆である。
同じ分野の他の問題
- 故障の予防を目的とした解析手法であるFMEAの説明はどれか。2022年度 春期 午前II 問10
- システムに異常が起きた際の対応方法の一つであるフェールソフトとして、適切な動作はどれか。2024年度 春期 午前II 問23
- 幾つかのサブシステムから成るシステムの信頼性に関する記述のうち、適切なものはどれか。2022年度 春期 午前II 問23
- フォールトトレランスに関する記述のうち、適切なものはどれか。2021年度 春期 午前II 問23
- ホストコンピュータとそれを使用するための2台の端末を接続したシステムがある。ホストコンピュータの故障率をa、端末の故障率…2019年度 秋期 午前II 問20
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。