幾つかのサブシステムから成るシステムの信頼性に関する記述のうち、適切なものはどれか。
フェールオーバはMTBFを変えずMTTRを短縮する
選択肢
- アあるサブシステムで発生したフォールトの影響が他のサブシステムに波及することを防ぐフォールトマスクは、システムのMTBFは変化させないが、MTTRの短縮につながる。
- イサブシステムにフォールトが検出されたとき、再試行すると正しい結果が得られる場合もあるので、再試行はシステムのMTBFの向上とMTTRの短縮につながる。
- ウサブシステムの稼働中に行われるフォールトの検出は、システムを停止せず行われるので、システムのMTTRは変化させないが、MTBFの向上につながる。
- エフォールトが発生したあるサブシステムを切り離して、待機系のサブシステムに自動で切り替えるフェールオーバは、システムのMTBFは変化させないが、MTTRの短縮につながる。
正解と解説
正解:エ フォールトが発生したあるサブシステムを切り離して、待機系のサブシステムに自動で切り替えるフェールオーバは、システムのMTBFは変化させないが、MTTRの短縮につながる。
MTBFは平均故障間隔(どれだけ故障せずに動き続けるか)、MTTRは平均修復時間(故障してからどれだけ早く復旧するか)である。フェールオーバは故障の発生自体を減らすわけではないのでMTBFは変わらないが、待機系へ自動で切り替わることで復旧に要する時間が短くなり、MTTRの短縮につながる。
選択肢ごとの解説
- ア影響の波及を防げばシステムとしての故障が減るのでMTBFの向上につながり、変化させないとするのは誤りである。
- イ再試行で正常に処理できればシステム障害に至らずMTBFの向上に寄与するが、修復時間の短縮を意味するものではない。
- ウ稼働中にフォールトを早期検出できれば対処を早められるので、MTTRの短縮につながる。
- エ正しい。フェールオーバはMTBFを変えずMTTRを短縮する。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。