図は、階層化されたDFDにおける、あるレベルのDFDの一部である。プロセス1を子プロセスに分割して詳細化したDFDのうち、適切なものはどれか。ここで、プロセス1の子プロセスは、プロセス1-1、1-2及び1-3とする。

DFDの詳細化は親子で入出力フローが一致する必要がある

システムアーキテクト試験2019年度 秋期 午前II1/業務モデリング / 構造化分析

上部に元のDFD:外部からの入力2本がプロセス1(円)に入り、1から2へ矢印、2からデータストア(二重線)へ、データストアから3へ矢印。さらに1から3へ直接矢印があり、3から外部へ出力が1本出ている。したがって親プロセス1は「外部入力2本・出力2本(2へ1本、3へ1本)」をもつ。下部にア~エの4つの詳細化候補DFD。ア=1-1が外部入力1本を受け1-2・1-3へ分岐、1-2・1-3がそれぞれ外部へ出力(入力1本・出力2本)。イ=1-1と1-2が外部入力を1本ずつ受け、1-1は外部へ1本出すとともに1-3へ、1-2は1-3へ出力し、1-3が外部へ1本出力(入力2本・出力2本)。ウ=1-1が外部入力2本を受け1-2・1-3へ分岐するが、外部への出力は1-3の1本だけで1-2は出力を持たない(入力2本・出力1本)。エ=1-1が外部入力2本を受けて1-3へ、1-2は入力を持たずに1-3へ出力し、1-3が外部へ2本出力(1-2に入力が無い)。
上部に元のDFD:外部からの入力2本がプロセス1(円)に入り、1から2へ矢印、2からデータストア(二重線)へ、データストアから3へ矢印。さらに1から3へ直接矢印があり、3から外部へ出力が1本出ている。したがって親プロセス1は「外部入力2本・出力2本(2へ1本、3へ1本)」をもつ。下部にア~エの4つの詳細化候補DFD。ア=1-1が外部入力1本を受け1-2・1-3へ分岐、1-2・1-3がそれぞれ外部へ出力(入力1本・出力2本)。イ=1-1と1-2が外部入力を1本ずつ受け、1-1は外部へ1本出すとともに1-3へ、1-2は1-3へ出力し、1-3が外部へ1本出力(入力2本・出力2本)。ウ=1-1が外部入力2本を受け1-2・1-3へ分岐するが、外部への出力は1-3の1本だけで1-2は出力を持たない(入力2本・出力1本)。エ=1-1が外部入力2本を受けて1-3へ、1-2は入力を持たずに1-3へ出力し、1-3が外部へ2本出力(1-2に入力が無い)。

選択肢

正解と解説

正解: イ(図参照):外部入力を1-1と1-2が1本ずつ受ける。1-1は外部へ1本出力するとともに1-3へ出力し、1-2は1-3へ出力。1-3は外部へ1本出力する(外部入力2本・外部出力2本)。

DFDを階層的に詳細化するときは、親プロセスに出入りするデータフローが、子プロセスに分割した後のレベルでも過不足なく現れていなければならない(バランスの原則)。子プロセス同士の内部フローは新たに現れてよいが、外部やデータストアとの間のフローは親のものと本数・向き・接続先が一致する必要がある。この条件を満たしているのがイである。

選択肢ごとの解説

出典:令和元年度 秋期 システムアーキテクト試験 午前II 問1(IPA)

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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。