PCへの侵入に成功したマルウェアがインターネット上の指令サーバと通信を行う場合に、宛先ポートとして使用されるTCPポート番号80に関する記述のうち、適切なものはどれか。
80番は許可されやすくC&C通信の隠れ蓑になる
選択肢
- アDNSのゾーン転送に使用されることから、通信がファイアウォールで許可されている可能性が高い。
- イWebサイトのHTTPS通信での閲覧に使用されることから、マルウェアと指令サーバとの間の通信が侵入検知システムで検知される可能性が低い。
- ウWebサイトの閲覧に使用されることから、通信がファイアウォールで許可されている可能性が高い。
- エドメイン名の名前解決に使用されることから、マルウェアと指令サーバとの間の通信が侵入検知システムで検知される可能性が低い。
正解と解説
正解:ウ Webサイトの閲覧に使用されることから、通信がファイアウォールで許可されている可能性が高い。
TCPポート80番はHTTPによるWeb閲覧に使われるため、多くの組織のファイアウォールで外向きの通信が許可されている。マルウェアはこの点を利用し、通常のWebアクセスに紛れて指令サーバと通信することで通信の遮断を免れる。正規の通信と同じポートを使うため、ポート番号だけでの遮断は難しく、通信内容や宛先に基づく検査が必要になる。
選択肢ごとの解説
- アゾーン転送はTCP53番を使う。80番ではない。
- イHTTPSは443番であり、80番は暗号化されないHTTPである点も含めて誤り。
- ウ正解。Web閲覧用として広く許可されているため、外部への通信経路として悪用されやすい。
- エ名前解決はポート53番であり、80番の説明として誤り。
この問題は2回出題されています
- 2019年度 春期 午前 問19この問題の代表ページ
- 2022年度 公開問題 科目A・B 問15(このページ)
同じ分野の他の問題
- ボットネットにおけるC&Cサーバの役割として、適切なものはどれか。2022年度 公開問題 科目A・B 問14
- ルートキットの特徴はどれか。2022年度 公開問題 科目A・B 問12
- 情報セキュリティにおいてバックドアに該当するものはどれか。2019年度 秋期 午前 問21
- ボットネットにおいてC&Cサーバが担う役割はどれか。2019年度 秋期 午前 問15
- マルウェアWanna Cryptor(WannaCry)に関する記述として,適切なものはどれか。2018年度 秋期 午前 問15
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。