システム管理基準(平成30年)に基づく、ITガバナンスにおける情報システムの資源管理の監査で判明した経営陣の対応のうち、監査人が、指摘事項として監査報告書に記載すべきものはどれか。
内部資源が不足するなら外部資源の活用検討が求められる
選択肢
- ア企業活動の生産性向上を考慮し、情報資産を共有化する方針としていた。
- イ情報システム資産管理台帳を使用することを定めた、情報資産の管理を行う方針を承認していた。
- ウ情報セキュリティトレーニングの修了を、人的資源の調達及び育成の方針に含めていた。
- エ内部人材の数とスキルが不足していたが、情報システム戦略において外部資源の活用について考慮していなかった。
正解と解説
正解:エ 内部人材の数とスキルが不足していたが、情報システム戦略において外部資源の活用について考慮していなかった。
システム管理基準では、情報システム戦略の策定において、内部資源だけで賄えない場合に外部資源の活用を検討することが求められる。人材の数とスキルが不足しているのに外部資源の活用を検討していない状態は、この要求を満たしておらず、監査人が指摘事項として報告すべき事象である。他の3つは方針の承認や適切な考慮がなされている例であり、指摘の対象にならない。
選択肢ごとの解説
- ア情報資産の共有化を生産性向上の観点で方針としているのは適切な対応であり、指摘には当たらない。
- イ管理台帳の使用を定めた方針を承認しているのは適切な資源管理であり、指摘には当たらない。
- ウセキュリティトレーニング修了を人材育成方針に含めるのは適切であり、指摘には当たらない。
- エ正しい。内部資源が不足しているのに外部資源の活用を考慮していない点が不備であり、指摘事項となる。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。