技術経営における課題のうち、“死の谷”の説明として、適切なものはどれか。
死の谷は研究開発の成果を事業化するまでに立ちはだかる壁
選択肢
- アコモディティ化が進んでいる分野で製品を開発しても、他社との差別化ができず、価格競争に陥り、利益の獲得が難しいこと
- イ新製品が市場に浸透していく過程において、実用性を重んじる顧客が受け入れず、より大きな市場を形成できないこと
- ウ先進的な製品開発に成功しても、事業化するためには更なる困難があること
- エプロジェクトのマネジメントが適切に行われないために、プロジェクトの現場に生じた過大な負担がメンバを過酷な状態に追い込み、失敗に向かってしまうこと
正解と解説
正解:ウ 先進的な製品開発に成功しても、事業化するためには更なる困難があること
技術経営でいう死の谷とは、研究開発で技術的に優れた成果が得られても、それを量産や販売に結び付けて事業として立ち上げるまでに、資金・人材・生産技術などの面で大きな困難が横たわることを指す。研究段階と事業化段階の間に生じる断絶であり、その先の市場競争の壁はダーウィンの海と呼ばれる。
選択肢ごとの解説
- アコモディティ化による差別化の困難と価格競争は、死の谷ではなく別の経営課題である。
- イ初期採用者から実利重視の多数派へ広がらない断絶は、キャズムと呼ばれる。
- ウ正しい。研究開発の成功から事業化に至るまでに立ちはだかる困難が死の谷である。
- エ過大な負担でメンバが疲弊し失敗に向かう状況はデスマーチプロジェクトの説明である。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。