ICカードとPINとは?
ICカードとPINとは、ICカード(所持要素)とPIN(暗証番号、記憶要素)を組み合わせた認証方式。カードだけ盗まれてもPINが分からなければ不正利用されにくく、逆にPINだけ知られてもカードがなければ利用できない。
ITパスポートの過去問では22回出題されています(2009年度〜2025年度)。
アイシーカードとピン
ICカードとPINの意味
ICカード(所持要素)とPIN(暗証番号、記憶要素)を組み合わせた認証方式。カードだけ盗まれてもPINが分からなければ不正利用されにくく、逆にPINだけ知られてもカードがなければ利用できない。
ICカードとPINの具体例
社員証ICカードとPINでオフィスの入退室管理を行うシステムでは、カードとPINを別々の経路で本人に配布し、両方が同時に第三者へ渡るリスクを下げる。
ICカードとPINは試験でどう引っ掛けられる?
カードとPINを同じ経路(同じ封筒など)で配布すると、その経路の漏えいで両方が同時に奪われてしまうため、必ず別経路で配布する。
ICカードとPINと関連する用語
ICカードとPINが出た過去問
ICカードと磁気カードの偽造に対する安全性の比較に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:ICカードは、ICチップへの情報の格納や情報の暗号化を行っているので、磁気カードに比べて偽造されにくい。
要点:ICカードはチップ内の暗号化と保護機構で複製されにくい
ICカードはカード内にICチップを搭載し、情報を暗号化して保持したうえ、チップ内部で演算や認証を行える。データを外部から単純に読み出したり複製したりすることが難しいため、磁気ストライプに情報をそのまま記録する磁気カードより偽造されにくい。磁気カードは記録内容を読み取り機で容易に複写できる点が弱点である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問20(IPA)バイオメトリクス認証はどれか。
正解:個人の指紋や虹彩などの特徴に基づく認証
要点:バイオメトリクス認証は身体的・行動的特徴による本人確認
バイオメトリクス認証(生体認証)は、指紋・虹彩・静脈・声紋・顔など、本人の身体的または行動的な特徴を読み取って本人確認を行う方式である。記憶に頼らず、忘れたり貸し借りしたりできない点が特徴である。パスワードなど知識に基づく認証や、ICカードなど所持に基づく認証とは区別される。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問63(IPA)電車の定期券などとして利用される非接触型ICカードに用いられている技術はどれか。
正解:RFID
要点:非接触ICカードに使われる通信技術はRFID
RFIDは、微小なICチップとアンテナを組み合わせ、電波を使って非接触でデータを読み書きする技術である。交通系のICカードはこの仕組みを利用しており、読取機にかざすだけで通信と電力供給が行われる。赤外線通信やバーコード、無線LANとは通信方式も用途も異なる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問78(IPA)e-TAXなど行政への電子申請の際に、本人証明のために公的個人認証サービスを利用することができる。このサービスを利用する際に使用できるものはどれか。
正解:住民基本台帳カード
要点:公的個人認証の電子証明書は当時の住基カード(現在はマイナンバーカード)
公的個人認証サービスは、電子申請の際に本人であることを証明する電子証明書を提供する仕組みである。出題当時は、市区町村が発行する住民基本台帳カードにこの電子証明書を格納し、ICカードリーダで読み取って利用した。なお現在は同じ役割をマイナンバーカードが担っている。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問30(IPA)携帯電話機や家電などで用いられる無線通信の標準化規格であるBluetoothの活用事例はどれか。
正解:1台の家庭用ゲーム機に、2個のコントローラを無線で接続する。
要点:Bluetoothは周辺機器をつなぐ数メートル級の近距離無線
Bluetoothは数メートル程度の近距離を電波で結ぶ無線通信の規格で、周辺機器どうしをケーブルなしで接続する用途に使われる。ゲーム機とコントローラの無線接続はその典型例である。衛星測位はGPS、二次元コードの読取りはカメラによる光学的読取り、交通系ICカードは近距離無線通信(NFC/RFID)の技術で、いずれもBluetoothとは別の仕組み。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。