RAIDとは?
RAIDとは、複数台のハードディスクを組み合わせて、1台のディスクとして扱う技術。データを分散して書き込む(ストライピング)ことで速度を高めたり、同じデータを複製して書き込む(ミラーリング)ことで信頼性を高めたりする。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2009年度〜2018年度)。
れいど
RAIDの意味
複数台のハードディスクを組み合わせて、1台のディスクとして扱う技術。データを分散して書き込む(ストライピング)ことで速度を高めたり、同じデータを複製して書き込む(ミラーリング)ことで信頼性を高めたりする。
RAIDの具体例
RAID1(ミラーリング)は同じデータを2台に同時書き込みし、1台が故障してももう1台からデータを守れる。RAID0(ストライピング)は分散書き込みで速度は上がるが、1台故障で全データを失うリスクがある。
RAIDは試験でどう引っ掛けられる?
RAID0は速度重視で冗長性なし、RAID1は冗長性重視という違いを取り違えやすい。
RAIDと関連する用語
RAIDが出た過去問
RAIDの利用目的として、適切なものはどれか。
正解:複数のハードディスクに分散してデータを書き込み、高速性や耐故障性を高める。
要点:RAIDは分散書込みと冗長化で速度と耐故障性を高める
RAIDは複数の磁気ディスクを組み合わせて一つの装置のように扱う技術で、データを分散して並列に読み書きすることによる高速化や、冗長なデータを持つことによる耐故障性の向上を目的とする。構成の仕方によって速度重視と信頼性重視のどちらを狙うかが変わる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問78(IPA)LANに直接接続して、複数のPCから共有できるファイルサーバ専用機を何というか。
正解:NAS
要点:NASはLANに直結して使うファイルサーバ専用機
NAS(Network Attached Storage)は、LANに直接つないで複数の機器からファイルを共有できる専用のファイルサーバ機器である。CSVはデータの記述形式、RAIDは複数の記憶装置を組み合わせて信頼性や性能を高める技術、RSSはサイト更新情報を配信する形式で、いずれも機器の呼称ではない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問59(IPA)システムで利用するハードディスクをRAIDのミラーリング構成にすることによって、高めることができる情報セキュリティの要素はどれか。
正解:可用性
要点:ミラーリングが高めるのは可用性
ミラーリング(RAID1)は同じ内容を2台のディスクへ同時に書き込む方式で、片方が故障してももう片方で運用を続けられる。つまり必要なときにシステムを使える度合いである可用性を高める仕組みである。内容を秘匿する機密性、なりすましを防ぐ真正性、行為を追跡できる責任追跡性には直接寄与しない。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問84(IPA)A社では紙の顧客名簿を電子化して,電子データで顧客管理を行うことにした。顧客名簿の電子データからの情報漏えいを防ぐ方法として,適切なものはどれか。
正解:データを暗号化して保存する。
要点:漏えい対策の要は暗号化による機密性の確保
情報漏えい対策の要点は、万一データが外部へ持ち出されても内容を読み取られないようにすることである。暗号化して保存しておけば、記録媒体ごと盗まれても復号鍵がなければ内容を利用できない。ディジタル署名は改ざん検知と作成者の確認、バックアップやRAIDは可用性の確保が目的であり、機密性を守る手段ではない。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問98(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。