EMV(期待金額価値)とは?
EMV(期待金額価値)とは、起こりうる各結果の金額に、その発生確率を掛けて合計した値。EMV=Σ(発生確率×金額影響)。脅威は負、好機は正の値として扱い、代替案の比較や意思決定に用いる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では3回出題されています(2017年度〜2024年度)。
いーえむぶい
EMV(期待金額価値)の意味
起こりうる各結果の金額に、その発生確率を掛けて合計した値。EMV=Σ(発生確率×金額影響)。脅威は負、好機は正の値として扱い、代替案の比較や意思決定に用いる。
EMV(期待金額価値)の具体例
成功確率70%で利益5,000万円、失敗確率30%で損失2,000万円なら、EMV=0.7×5,000+0.3×(−2,000)=2,900万円。
EMV(期待金額価値)は試験でどう引っ掛けられる?
確率の合計が1になっているか、損失を負の値で扱っているかの確認が必須。デシジョンツリーでは末端から手前へ集約して計算する。
EMV(期待金額価値)と関連する用語
EMV(期待金額価値)が出た過去問
PMBOKガイド 第5版によれば,定量的リスク分析で実施することはどれか。
正解:特定したリスクがプロジェクト目標全体に与える影響を数量的に分析する。
要点:定性的は優先順位付け、定量的は目標への影響を数値評価
定量的リスク分析は、定性的分析で絞り込んだリスクについて、発生確率と影響度を数値化してプロジェクト目標全体への影響を数量的に評価する工程である。期待金額価値分析やモンテカルロシミュレーションなどを用いる。優先順位付けは定性的リスク分析、洗い出しはリスク特定、対応策の立案はリスク対応計画である。
出典:平成29年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問19(IPA)3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)は、オンラインショッピングにおけるクレジットカード決済時に、不正取引を防止するための本人認証サービスである。3Dセキ…
正解:利用者の過去の取引履歴や決済に用いているデバイスの情報から不正利用や高リスクと判断される場合に、カード会社が追加の本人認証を行う。
要点:3Dセキュア2.0はリスクに応じて追加認証を行う
3Dセキュア2.0は、取引履歴や利用端末の情報などをカード会社へ送り、そのリスク評価に基づいて認証方法を変える「リスクベース認証」を採用している。低リスクと判断された取引では追加認証を求めずに決済を通し、高リスクと判断された場合だけワンタイムパスワードなどの追加認証を行う。これにより不正防止と利便性を両立させている。
出典:令和6年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問12(IPA)工場の生産能力を増強する方法として、新規システムを開発する案と既存システムを改修する案とを検討している。次の条件で、期待金額価値の高い案を採用するとき、採用すべ…
正解:既存システムの改修、46
要点:期待収入から投資額を引いた46億円の改修案が有利
新規開発の期待収入は0.7×180+0.3×50=141億円で、投資額100億円を引くと期待金額価値は41億円。既存改修の期待収入は0.7×120+0.3×40=96億円で、投資額50億円を引くと46億円。46>41なので、既存システムの改修を採用し、期待金額価値は46億円となる。
出典:令和6年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。