ロードバランサとは?
ロードバランサとは、複数のサーバへ処理を振り分け、性能と可用性を高める機器。ヘルスチェックで異常なサーバを切り離す。振り分けはラウンドロビン、最小コネクション数、重み付けなどの方式がある。セションを保つためのパーシステンス(送信元IPやCookieによる固定)機能を持つ。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では3回出題されています(2018年度〜2023年度)。
ろーどばらんさ
ロードバランサの意味
複数のサーバへ処理を振り分け、性能と可用性を高める機器。ヘルスチェックで異常なサーバを切り離す。振り分けはラウンドロビン、最小コネクション数、重み付けなどの方式がある。セションを保つためのパーシステンス(送信元IPやCookieによる固定)機能を持つ。
ロードバランサの具体例
L4分散は宛先IPとポートで、L7分散はURLやHTTPヘッダの内容で振り分ける。
ロードバランサは試験でどう引っ掛けられる?
パーシステンスがないと、ログイン状態を保持したサーバと別のサーバへ振られてセションが切れる。
ロードバランサと関連する用語
ロードバランサが出た過去問
ネットワークインタフェースカード(NIC)のチーミングの説明として、適切なものはどれか。
正解:一つのIPアドレスに複数のNICを割り当て、負荷分散、帯域の有効活用、及び耐障害性の向上を図る。
要点:チーミングは複数NICを束ねて帯域と可用性を高める
チーミング(ボンディング、リンクアグリゲーション)は、複数のNICを束ねて1つの論理的なインタフェースとして扱う技術である。1つのIPアドレスのもとで通信を複数の物理ポートに分散でき、帯域を増やしつつ、片方が故障しても残りで通信を継続できる。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22(IPA)DNSでのホスト名とIPアドレスの対応付けに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:一つのホスト名に複数のIPアドレスを対応させることも、複数のホスト名に同一のIPアドレスを対応させることもできる。
要点:DNSのホスト名とIPアドレスの対応は多対多に設定できる
DNSではホスト名とIPアドレスの対応は多対多に設定できる。1つのホスト名に複数のAレコードを登録すれば負荷分散(DNSラウンドロビン)ができ、逆に複数のホスト名に同じIPアドレスを割り当てれば1台のサーバで複数サイトを運用できる(バーチャルホスト)。したがって対応は1対1に限られない。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問9(IPA)複数のVLANを一つにまとめた単位でスパニングツリーを実現するプロトコルはどれか。
正解:MSTP
要点:MSTPは複数VLANをまとめた単位でツリーを作る
MSTP(Multiple Spanning Tree Protocol、IEEE 802.1s)は、複数のVLANをインスタンスと呼ぶまとまりに割り当て、そのインスタンス単位でスパニングツリーを構成するプロトコルである。VLANごとに個別のツリーを作る方式に比べて計算量と制御トラフィックを抑えつつ、インスタンスごとに異なる経路を使えるので負荷分散もできる。
出典:令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。