タスクスケジューリング方式の説明のうち、特定のタスクがCPU資源の割当てを待ち続ける可能性が最も高いものはどれか。
処理時間順の方式は長いタスクが飢餓状態になりやすい
選択肢
- ア各タスクの優先度を決めて、優先度が高い順に実行し、CPU割当てまでの待ち時間の長さに応じて優先度を徐々に上げていく。
- イ各タスクを実行可能待ち行列に置かれた順に実行し、一定時間が経過したら実行を中断して実行可能待ち行列の最後尾に加える。
- ウ処理予定時間が最も短いタスクから順に処理を実行する。現在実行中の処理が終了するか、又は何らかの要因によって中断されたとき、次のタスクを開始する。
- エタスクがシステムに到着した順に実行可能待ち行列の最後尾に加え、常に実行可能待ち行列の先頭のタスクにCPUを割り当てる。
正解と解説
正解:ウ 処理予定時間が最も短いタスクから順に処理を実行する。現在実行中の処理が終了するか、又は何らかの要因によって中断されたとき、次のタスクを開始する。
処理時間の短いタスクを優先する方式(SJF/SPT)は、短いタスクが次々に到着し続ける限り、処理時間の長いタスクにいつまでもCPUが回ってこない。この待ち続ける現象を飢餓(スタベーション)と呼ぶ。他の方式は到着順や時間分割、あるいはエージング(待ち時間に応じた優先度引上げ)によって、いずれ順番が回る仕組みになっている。
選択肢ごとの解説
- ア待ち時間で優先度を上げるエージングを行うため、飢餓は起きにくい。
- イラウンドロビンで、順番に一定時間ずつ割り当てるので必ず順番が回る。
- ウ正解。処理時間の短いタスクが到着し続けると長いタスクが飢餓に陥る。
- エ到着順のFCFSで、待ち行列の先頭から処理されるので順番は必ず回る。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。