債権管理システムから出力された債権残高の集計処理結果を用いて,経理部門が事後的に実施できる,異常の有無の検証に有効な方法はどれか。
事後の異常検知には財務指標の期間比較などの発見的統制が有効
選択肢
- ア債権データ生成時における,得意先コードを用いた得意先マスタとの自動マッチング
- イ債権データの金額項目のフォーマットチェック
- ウスプレッドシートを用いた売掛債権回転期間の前年同期比較チェック
- エ正規の権限者による操作に限定するアクセスコントロール
正解と解説
正解:ウ スプレッドシートを用いた売掛債権回転期間の前年同期比較チェック
問われているのは、処理後に経理部門が集計結果を使って行える発見的統制である。売掛債権回転期間のような財務指標を前年同期と比較すれば、集計値の水準が異常であることを事後的に検知できる。自動マッチングやフォーマットチェック、アクセス制御はいずれも処理の時点で誤りや不正を防ぐ予防的統制であり、事後検証の手段ではない。
選択肢ごとの解説
- アマスタとの自動マッチングはデータ生成時に働く予防的統制で、事後検証には当たらない。
- イフォーマットチェックも入力時点の妥当性検査であり、集計結果を使った事後検証ではない。
- ウ正しい。売掛債権回転期間の前年同期比較は集計結果から異常を事後的に検知できる発見的統制である。
- エアクセスコントロールは不正操作を防ぐ予防的統制であり、異常の有無の検証手段ではない。
同じ分野の他の問題
- 債権管理システムから出力された債権残高の集計処理結果を用いて、経理部門が事後的に実施できる、債権残高に関する異常の有無の…2023年度 秋期 午前II 問9
- 債権管理システムから出力された債権残高の集計処理結果を用いて,経理部門が事後的に実施できる,債権残高に関する異常の有無の…2018年度 春期 午前II 問9
- A社では、財務報告に係る内部統制の評価対象である業務プロセスに関する情報システムのうち、販売システム、購買システム及び物…2025年度 秋期 午前II 問10
- ITの統制活動のうち、ITに係る全般統制に該当するものとして、最も適切なものはどれか。2025年度 秋期 午前II 問9
- 金融庁“財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準(令和5年)”における、内部統制の基本的要素である統制環境に…2024年度 秋期 午前II 問10
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。