システム監査で用いる統計的サンプリングに関する記述のうち,適切なものはどれか。
統計的サンプリングでは必要な標本件数を事前に算定できる
選択肢
- ア開発プロセスにおけるコントロールを評価する際には,開発規模及び影響度が大きい案件を選定することによって,開発案件全てに対する評価を導き出すことができる。
- イコントロールが有効であると判断するために必要なサンプル件数を事前に決めることができる。
- ウ正しいサンプリング手順を踏むことによって,母集団全体に対して検証を行う場合と同じ結果を常に導き出すことができる。
- エ母集団からエラー対応が行われたデータを選定することによって,母集団全体に対してコントロールが適切に行われていることを確認できる。
正解と解説
正解:イ コントロールが有効であると判断するために必要なサンプル件数を事前に決めることができる。
統計的サンプリングは確率論に基づくため、許容できる逸脱率や信頼度、予想逸脱率を設定すれば、必要な標本件数を事前に算出できる。ただし標本による推定である以上、母集団を全件調べた場合と同じ結果が常に得られるわけではなく、サンプリングリスクが残る。重要案件やエラー処理済データだけを選ぶ方法は無作為性を欠き、統計的サンプリングには当たらない。
選択肢ごとの解説
- ア規模や影響度の大きい案件の選定は特定項目抽出であり、全案件への結論を統計的に導くことはできない。
- イ正しい。許容逸脱率や信頼度を設定すれば必要なサンプル件数を事前に決められる。
- ウ手順が正しくてもサンプリングリスクは残り、全件検証と同じ結果が常に得られるわけではない。
- エエラー対応済のデータを選ぶのは偏った抽出であり、母集団全体の結論を導く根拠にならない。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。